海外メーカーの安いPCを購入すると、英語ウィンドウズでUSキーボードというパターンも多いことでしょう。英語ウィンドウズでも日本語に変更できますし、USキーボードでもローマ字入力ならまず問題はないでしょう。
が、やはりいろいろ面倒なところもあるので対策をまとめてみました。
英語キーボードのほうがいい?
いろいろ意見を見ていくと、人によって慣れ方が違います。
そのため、英字キーボード肯定派、否定派と両方いるように思います。
メリット
早い、安い
英語キーボードなので、汎用PCとして安く購入できる場合があります。
また海外の人気PCを輸入購入した場合、英語キーボードだと思います。
ローマ字変換
そもそもローマ字で変換するのであれば、キーボードにひらがな表記は不要と考える人もいるでしょう。
デメリット
言語切り替えがやや面倒
日本語英語の切り替えですが、英語キーボードの場合はワンキーではなく「アルトキー+なんとか」と2つのキーを押して切り替えるのはちょっと不便。
ひょっとするとワンキーにアサインするユーティリティとかあるかもしれませんし、そういうのがあれば問題は解消しそうです。
エンターキーが小さい
日本語キーボードだとエンターキーが2行ほどありますが、英字キーボードだとエンターキーの高さはほかのキーと一緒です。
エンターキーは日本語変換の場合よく使いますから、そのへんでもうちょっと大きいほうがより確実に打てるのに...とは思います。
どうしても英語キーボードが慣れないという場合は、日本語キーボードを買いなおすという手があります。
ノートPCの場合は、変更できないので外付けの(ブルートゥース接続などの)キーボードを利用する方法が考えられます。
英語ウィンドウズを日本語設定にするには?
安いパソコンを購入すると英語ウィンドウズで、後から日本語へ変更という場合もあるでしょう。
OSを日本語にするには?
その場合は「Setting」で「TIme & Language 」の」「Region & Language」で日本語を追加しましょう。
データはネットからダウンロードされるため、必ずインターネットに接続してから行いましょう。
ソフトが文字化けする場合は?
起動するソフトによっては、文字化けする場合があります。
例えばエクセルのVBAエディタなどは見事に文字化けしてしまいました。
コンパネの地域>管理タブで「Unicodeではないプログラムの言語」を日本語にすると治ります。
この場合、PCの再起動が必要なので注意してください。
英語キーボード利用の注意点
英語キーボード利用時に日本語変換するには?
言語の切り替え
なお英語と日本語の切り替え用のキーはUSキーボードにはありません。
機種によって違う場合もあるかもしれませんが、うちでは「Alt + `」で切り替えできています。
カタカナに一発変換
文字を変換中にイラっとしたのが、日本語入力中にカナ変換するキーがないこと。
漢字の変換候補にカナがすぐ出てくれるといんですが、なかなかでない場合もあったりして困りました。
対策ですが、カタカナへの切り替えキーがない場合、F7で一発変換するのが早いです。
半角カタカナならF8で一発変換します。
毎回起動時に英語キーボードになる?
英語キーボードを利用していても、ウィンドウズ上の設定で日本語キーボードに切り替えて利用できます。
しかしウィンドウズアップデート後、毎回英語キーボード設定になるようになりました。
そのため、いちいち日本語キーボードへ切り替えないといけなくなりました。
対処法をネットで探してみると「高速スタートアップ」をオフにするといいようにかいてありました。
「高速スタートアップ」は起動時間短縮のため、一部の設定を保存したままにするためです。
ですがうちではこれは効果ありませんでした。
結局面倒なので「設定>時刻と言語>言語」で「英語」のオプションを削除して「日本語」だけにしました。
これで再起動すると、無事日本語キーボードが最初から利用可能となりました。