UWP版ファイルエクスプローラが登場しました。UWPとはユニバーサルアプリで、従来のウィンドウズとはまた違った仕様となります。
今後このバージョンのエクスプローラがどのように組み込まれていくかはわかりませんが、使いやすさなどをレビューしていきます。
UWP版ファイルエクスプローラとは?
UWPとはユニバーサルウィンドウズプラットフォームの略です。
このUWPに対応すると、今のスマホなみにアプリのインストールや更新が簡単になります。UWPについては以下参照ください。
新しいウィンドウズのビルドではUWP版のファイルエクスプローラが登場しています。
今後これが標準で組み込まれるのか、単にUWP版も提供するということなのかは気になるところではあります。
UWP版ファイルエクスプローラの使い方は?
ディレクトリ移動
エクスプローラを起動するとこんな感じ。
左上のメニューからデバイス切り替えを実行できます。
左下も操作用のアイコンがあります。
ファイル操作
右クリックすると「削除」「移動」「コピー」「名前の変更」「プロパティ」などのおなじみの機能がメニューで選べます。
ただしプロパティを選ぶと、ダイアログではなく画面全体がプロパティ画面となります。このあたり使い勝手的にはどうでしょう。
複数ファイルを編集する場合は、まず左下のメニューのアイコンをクリック。
するとチェックボックスが出てきます。ファイルを選び、左下のメニューから「削除」などを実行しましょう。
削除を実行すると削除の確認が出てきます。
新規フォルダ
左下アイコンから新しいフォルダーの作成を実行できます。
するとダイアログが出てきて作成できます。
表示
ファイル一覧の表示形式を変更するにはこちらのアイコンを押します。
するとこのようにタテヨコにグリッド上に配置されたりできます。
検索
おなじみ虫メガメアイコンが検索です。
するとこのようにファイルを探せます。
メニュー
左端のメニューから、更新やすべて選択、選択解除、プロパティなどを選ぶことができます。
使った感想は?
ファイルエクスプローラはウィンドウズ創設期からの長い歴史があります。
UWP版ではその機能の全部が移植されているわけではありませんので、使い勝手はまだまだ差がある印象です。
今後このUWP版がどのようなかたちでウィンドウズに組み込まれていくことになるのか注目されます。