WebUIをローカルPCへ導入する際に9009エラーの場合は?
WebUIの導入方法
Stable DiffusionのWebUIはPythonで動きます。
最新版ではなく3.10.9がいいようです。
WebUIはGitから入手できます。
Git入手後は「git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git」のコマンドでインストールなので結構楽です。
不具合と対処
画像が生成されない?
急に画像が生成されなくなりました。
その場合設定を変更すると治るかもしれません。
Setting>Stable Diffusionへ移動。
「Upcast cross attention layer to float32」をオンにします。
これはおそらくモデルの小数点対応によるエラーを回避してくれます。
9009エラーの場合は?
ただインストール自体はうまくできたのですが、肝心のWebUIの起動、つまりwebui-user.batの段階でPythonが9009エラーとなってしまいました。
対策としては、まず念のためPythonを入れなおします。
また、どうみてもPythonのPathが通ってないようなエラーなので、パスを確認しましょう。
システムにパスが通ってないと、きちんとディレクトリを移動してからでないとコマンドが通りません。
確認するには「設定>システム>バージョン情報>システムの詳細設定」から
「環境変数」を選び、
「Path」の「編集」から確認・追加します。
また、「設定>アプリ>アプリの詳細設定>アプリ実行エイリアス」でPythonのところをオフにします。
本来は「アプリ実行エイリアス」は「exeファイル(実体は存在しない)をコマンドラインで指定しての起動が可能」にするものだそうです。
逆に余計なショートカットにでもなっていたのでしょうか。
コマンドラインからの起動に対応、最終形が見えてきた「Windows Terminal」:Windows 10 The Latest - @IT
これをオフったら、うちでは治りました。