秋口の9月や10月は、年末商戦を控えて展示会・商談会に力の入る時期です。
ここではウィンドウズタブレットを展示会へ活用するためのTIPSをまとめていきます。
ウィンドウズタブレットを展示会で使うには?
年末商戦を控えて、展示会や商談会を開催される方もいることでしょう。
最近はタブレットの値段も安くなっていますから、「デモ機」「動作イメージを映像でループ再生」「商品仕様のPDFやウェブサイトの表示」「おまけの抽選機」などでタブレットを活用するケースも増えています。
利用するならウィンドウズ?アンドロイド?
アンドロイドタブレットのほうが安い印象ですが、ウィンドウズタブレットも安いものは安いです。
機能面で言えば、ウィンドウズのほうが
・時間を指定して起動、終了
・バッチファイルを使ったより細かい処理
など、より細かいカスタマイズができます。
常設展示などではウィンドウズのほうが制御しやすいかなとは思います。
ものによってはウィンドウズとアンドロイドのデュアルOSというタブレットもあります。
後々を考えて両方使えるものを購入しておくやり方もありでしょう。
なお、アンドロイドタブレットを利用する場合にはこちらを参照ください。
機材の調達
必要なものは以下になります。
タブレット
まずはウィンドウズタブレットを用意します。
展示用に動画再生する程度であれば、ウィンドウズ8などの旧バージョンでも問題ないでしょう。
もしタブレットからさらにプロジェクタなどに出力する場合には、HDMIなどの端子があるタブレットを選んであるほうがよいでしょう。
台
タブレットをたてておくスタンドです。
100均でも売ってたりします。
ケーブル
某展示会に出展した時のこと、前日に設置して当日きたらパソコン一式がなくなっていた....なんてことがありました。
人の出入りが激しいだけに盗難には十分気を付けたいものです。
タブレットの場合にはワイヤでくくりつけるタイプの製品がアマゾンや楽天で購入可能です。
レビューはこちら。
タブレットの盗難防止ワイヤのレビュー 費用は?メリット・デメリットは? - 困ったー
パソコンの設定
スリープの設定
ウィンドウズでは通常、一定時間を過ぎるとディスプレイをオフにしたり、サインオフしてしまいます。
これでは困りますので、それらの設定をオフにします。
バッテリ駆動時、電源接続時でそれぞれ「ディスプレイの電源を切る」「スリープ状態にする」の設定を「適用しない」にしておきます。
ディスプレイオフの時間の設定
指定時間に電源を切る、指定時間にソフトを起動させるなどの処理は、タスクマネージャーから設定できます。
PCの起動はBIOSから設定可能な場合には指定できます。
【Windows 10】タスクスケジューラの使い方 おすすめバッチは? - 困ったー
不要なソフトの無効化
一部のユーティリティソフトでは、定期的にアップグレードの催促などが表示されます。
展示会中に変なダイアログが出ないよう、不要なソフトはアンインストールしておくと安心です。
サインインの無効化
これはケースバイケースですが、PCの再起動やサインイン時にいちいちパスワードを入れるのは面倒です。
そこでサインイン画面をオフにしておくと便利です。
【Windows 10】毎回起動時にサインインしないためには? - 困ったー
デスクトップに余計なアイコンをおかない
デスクトップには、展示等で必要なアイコン以外は一度消去しておくと、必要なファイルを探す手間を軽減できます。
ウィンドウズアップデートをオフにする
ウィンドウズアップデートが始まってしまうと、その間タブレットがつかなえいということになります。
設定では「ウィンドウズアップデートを一定期間は実行しない」というふうに指定できますので、あらかじめ確認しておきましょう。
コンテンツの設定
スクリーンセーバー
タブレットに画像の「焼きこみ」が起きないよう、スクリーンセーバーを設定します。
同じ絵柄を長時間表示していると、その残像がディスプレイに残ったりします。
そこで、定期的に表示する画面を切り替えるわけです。
動画のループ再生など、常時画面の絵柄が切り替わるものでは不要なのでオフにしましょう。
スクリーンセーバーの設定を開き「なし」なら実行されません。
ウェブサイトを表示する
ウェブサイトを表示する場合、勝手に変なページにアクセスされて放置されると困ります。
勝手に終了させないためにも、操作を制限したブラウザを使ったほうが安心です。
Limited Explorerは、無料でVectorからダウンロードできます。
Limited Explorerの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
アプリを起動状態にする
ソフトのデモ版をずっと立ち上げておきたい場合があります。
絶えず指定のソフトが起動中かチェックし、停止した場合に再起動をかけてくれるソフトもあるので活用してみるとよいでしょう。
Restart on Crash