ウィンドウズではいまだに試行錯誤され、新しい機能が入ったりすぐなくなったりということが繰り返されています。
ここでは、メモ代わりにどんな機能が追加されたか、などについてまとめていきます。
ゲームモード
ゲームをプレイしているときは、他の無駄なソフトをいったん終了させておくと、CPUの稼働状態をよくしたり、メモリもたくさん使えることになります。
これを毎回設定するのは面倒で、ゲームが起動したときだけ実行してくれると楽です。
従来このような機能を実行するには「ブースター」と呼ばれるアプリを使う必要がありました。
しかし、ウィンドウズでは、正式にゲームモードがリリースされました。これによって、ブースター用のソフトを入れてなくてもゲーム用に最適化された状態を自動で設定できるようになりました。
ゲームが遅い場合などは、このゲームモードにしてからプレイしましょう。よりよいパフォーマンスが期待できると思います。
設定するには?
今後の新しいウィンドウズビルドでは、ゲームモードの設定がいよいよできるようになります。
設定にゲームが新設されていますのでクリックします。
左のメニューに「ゲームモード」があるのでクリック。
あとは右側の画面から「ゲームモードを使用する」をオンにします。
次にゲームを起動後、「ウィンドウズキー+G」でゲームバーを表示。
右端に「速度メーター」のようなアイコンがあります。
これがゲームモードのボタンですので、「オン」にします。
ダイナミックロック
ウィンドウズの新しいビルドバージョンでは、ダイナミックロックという仕組みが導入されるようです。
これは、手持ちのスマートフォンを、あなたの認証機器として活用しようというものです。
通常、スマホは絶えず身に着けています。
が、スマホが近くにない場合、本人も近くにいないと判断してパソコンが自動でロックされるというものです。
まずパソコンとブルートゥースを使ってスマホをペアリングします。
その後、スマホがブルートゥース識別範囲を抜けて認識されなくなると、30秒後には自動でパソコンがロックされるようになります。
この仕組みを使うには「設定>アカウント」でサインインオプションを設定します。
すると「Allow Winddows to detect when youre away and automatically lock the device」という項目があるのでチェックします。
試そうと思ったのですが、ブルートゥースの設定を開こうとすると「設定」アプリが落ちてしまうため電話の登録ができませんでした。
また進捗ありましたら更新したいと思います。
マイピープル
ウィンドウズのタスクバーに友達をそのままアイコンとしてピン止めできる機能です。
友達アイコンをクリックすると、ファイルをすぐ送ったり、スカイプでの会話をすぐ始めることができます。
参考:
創造力の新たな可能性を広げる Windows 10 Creators Update と Surface Studio | Windows Blog for Japan
従来のウィンドウズでは、連絡ではメールやスカイプ、スラックといったそれぞれのソフトウェアが担うものという印象です。
しかしマイピープルが実装されると、友達との連絡や共有が「タスクバー」というよく使うインタフェースに統合されます。
常時表示されるため、友達や仕事仲間との連絡が非常に効率的になります。
機能としては、写真や動画をドラッグアンドドロップするだけで友達に送れるようになります。
メールやIMなども、マイピープルからすぐアクセス可能となります。
通知方法としてShoulder Taps(肩たたき?)」なるものも実装されます。フェイスブックでいうところの「Poke」機能のようなものかなあという気もしますが、こちらはまだわかりません。
クリエイターズアップデート をしたら利用可能になっていました。インサイダービルド版のみかもしれませんが、今後順次アップデートされていくものと思われます。
表示する
タスクバーにピープルアイコンがあるのでクリックします。
ダイアログで「開始する」を選ぶと利用が始まります。
連絡先を選びます。
選んだ連絡先をピン止めすることができます。
ピン止めするとタスクバーにこのようにアイコンがでてきます。
クリックするとこのようにピープルやメールの情報にアクセスできるようになります。
また、その表示エリア内でメールを書くこともできるようになります。
非表示にする
タスクバーでのピープルアイコンを非表示にするには「設定>個人用設定>タスクバー」で、「People-show people on the taskbar」をオフにします。
True Play
True Playはチート行為を監視してくれる機能のようです。
設定でオフにすることもできます。ただしオフにするとTruePlay対応ゲームが利用できなくなることもありますので注意しましょう。
Your Phone
「Your Phone」なるアプリが登場予定です。
この「Your Phone」ではスマホとパソコンが、より連携して使えるようになります。
例えばパソコンからスマホの写真やメッセージへアクセス可能となり、わざわざスマホを取り出さないといけない...といった不自由さを解消してくれるようです。
参考:
MS、「Windows 10」からスマホにアクセスできる「Your Phone」を公開へ - CNET Japan
スマホをPCへリンクするには?
なお、現在でも設定で携帯電話をリンクすることができます。
設定画面でリンクさせることができます。
リンクにはSMSを利用しますので、携帯電話番号が必須となります。
「設定」で「電話」を選びます。
「電話の追加」を選びます。
すると電話番号入力画面となります。
電話番号を入れます。
国際番号「81」に続けて入れる場合、最初の0の入力をはぶくしきたりになっています。
つまり、「090-123-5678」なら「90-1234-5678」といれます。
するとSMSでリンクが送られてきます。
見てみると、普通にマイクロソフトエッジを入れるように促されます。
通常はSMSで送られたリンクを踏んだり、送られた番号をPCのほうへ入れたりして認証するはず...と思いきや、そういうのがなくてあせりました。
しかしエッジを入れて(さらにログインしておくと?)、それで認証になるようです。
というのも、ウィンドウズの設定画面を見直してみると、無事携帯が登録されていました。
仕組みがいまいちわかりませんが、途中で設定画面を確認して電話がリンクとして設定されているかどうか確認しておきましょう。