ウィンドウズのデスクトップ上には自分がよく使うソフトのアイコンをおいていることでしょう。作業効率をあげるため、頻度の高いものを特定の位置(たとえば左下)において置いたりします。ただし、ウィンドウズを再起動するとなぜか移動したのにもとの位置へ戻っていたりして不便です。
ここでは対策をまとめていきます。
デスクトップのアイコンが正しく出ない・崩れる
デスクトップやファイルエクスプローラでのアイコンがうまく表示されない場合、キャッシュの削除で直る可能性が高いです。
キャッシュは、エクスプローラで「%userprofile%\AppData\Local」と入れます。
「IconCache.db」があれば削除します。
デスクトップのアイコンの位置
よく使うソフトを、デスクトップのアイコンやツールバーへ固定でおいておくことで作業効率があがります。
デスクトップに置く場合は、「等間隔」になるようにしたり、自動で並ぶようにプロパティでセットしておくと管理しやすいと思います。
デスクトップで右クリックでメニューを表示し、「表示」で「アイコンの自動整列」や「アイコンを等間隔に整列」などを選べばOKです。
位置が再起動で元に戻る場合は?
不思議なことに、デスクトップのアイコンの位置を動かしたりすると、パソコン自体の再起動後に元に戻ることがうちではよくおきます。
対策がわからなかったのですが、現在は以下のようにすると治るようです。
デスクトップを右クリックで「個人設定」を選びます。
次に「デスクトップアイコンの変更」を選びます。
「デスクトップアイコンの設定」というダイアログが開くので、「テーマによるデスクトップアイコンの変更を許可する」のチェックを外します。
これでパソコンの再起動でアイコン位置が元に戻るということはなくなります。
逆にいえば、テーマが実行されるときにアイコンの位置も元に戻されていたのかもしれません。
なお、うちのPCはウィンドウズ8ですので、ほかのバージョンの場合は設定方法が異なる可能性がありますのでご注意ください。
ウィンドウズ10の場合は?
うちのウィンドウズ10のほうでは、パソコン再起動でアイコン位置が戻るということはありません。
ただしウィンドウズ8のような設定をすることは可能です。
もし同じような症状が起きる場合には、デスクトップで右クリックし、メニューから「個人設定」を選びます。
「設定」が開くので「テーマ」を選び、「デスクトップアイコンの設定」をクリックするとダイアログが開きます。
あとは「テーマによるデスクトップアイコンの変更を許可する」のチェックを外します。
タスクバーのアイコンが正しく出ない・崩れる
一時的なバグ?の可能性もあります。
あるユーザは、一度タスクバーからはずし、少しおいてからまたタスクバーへピン止めしたら直ったと報告しています。
参考:Wrong icons displayed in Windows 10 - Super User