ウィンドウズ10導入後JAVAが動かない、ウィンドウズ10でJAVAがインストールできないなどのトラブル対応をまとめてみました。
Javaとは?
ここではプログラミング言語としてのJavaを紹介します。
「1995年にSun Microsystemsにより初めてリリースされたプログラミング言語」です。
ネットワークでの利用に適した構造であることや、それまでプログラミングで面倒であったメモリの管理の自動化など、優れた特徴を持つ言語です。
Javaの利用自体は無料でできることも利点でしょう。
現在では業務用を中心に幅広く利用されています。
Javaをダウンロードするには?
ダウンロードは以下サイトを利用しましょう。
マイクロソフトではOpen JDKサイトを公開しています。
JDKとはJava Development Kitで、Java開発用のキットとなります。
Javaがインストールされているか確認するには?
簡単に調べるにはスタートメニューに「Java」があるかどうか、あれば「Javaの構成」を開きます。
すると「version8の更新271」というのが入っていることがわかります。
スタートメニューにない場合、旧コントロールパネルを開き「Java」で検索します。
JavaがインストールされていればJavaの項目があります。
パネルを開けば、「更新」を実行することもできます。
拡張子Jar,Javaのファイルを開くには?
「〇〇〇.JAR」「〇〇〇.JAVA」というファイルは、Javaのファイルです。
JARのほうがJAVAファイルを圧縮して保持しています。
利用するにはJavaをインストールしておく必要があります。
Javaの不具合
Javaがインストールできない場合は?
セーフモードでインストールする
対策を探したところ、どうやらウィンドウズのセーフモードにしたうえでJavaをインストールしても問題ないようです。
セーフモードにするには起動時にF8キーを押したままにします。
コマンドプロンプトからインストール
また人によっては、ダウンロードファイルをコマンドプロンプト(管理者として実行)から直接ファイル名を指定して実行したらインストールできたというケースもあるようです。
参考:Java installer wont work on windows 10 [Solved] - Windows 10
起動しない?JARファイルが開かない場合は?
JAVAが起動しない、JAVAファイル「JAR」が開かない場合の対応です。
インストールビット数を確認する
ウィンドウズ10は通常64ビットですので、64ビット用のJavaをインストールしたほうがいいです。
以下はマニュアルダウンロードのページですが、こちらなら明示的に64ビット版Javaをダウンロードすることができます。
再インストールする
JAVAはよく更新されています。セキュリティなどを考慮して、絶えず最新版にしておいたほうがよいでしょう。
再インストールし直して直ったというケースもあります。
参考:Cannot Open .jar Files on windows 10 - Microsoft Community
関連付け設定を変更する
また専用アプリで設定を変更することで動作するケースもあるようです。
Jarfixというソフトを使うと、設定変更を一発でしてくれます。
試しにダウンロードして起動するとこんな感じ。設定を変えるだけのアプリなので、これ以外のインタフェースはありません。
参考:Cannot Open .jar Files on windows 10 - Microsoft Community
環境変数を確認する
Javaを利用するには、Javaへのパスが環境変数に登録されている必要があります。
環境変数にJavaへのパスがあるか、いまいちどチェックしてみましょう。
エラーコード一覧
2
インストールエラー。管理者として実行したら治ったとするユーザがいます。
1603
インストールが完了できないエラー。
Java Control Panelを開き、セキュリティでブラウザでのJava利用を一度オフにしてからインストールしてみましょう。