マインドマップは、一人ブレストなどに便利なアイデアプロセッサです。ここではマインドマップ作製に便利ソフトをまとめていきます。
マインドマップとは?
ブレストなどのアイデア出しにぴったりの手法です。関連したアイデアをどんどんツリー状に書き出すことによって、優先順位をつけたり、アイデアを整理することが可能です。
アイデアの整理には、位置が随時変更可能なように付箋紙を利用したり、PCソフトを活用するのが最適です。
有料アプリ
Grapholite ★★★★
有料でちょっとお値段もするアプリですが、機能は充実しているハイエンド型のグラフィックツールです。
マインドマップやダイアグラム、フロアマップ(部屋の見取り図)など、作れるものも多岐にわたります。
画面左のツールから、ペンを円らで描画したりできます。直線は自動で補正されるので、まっすぐのラインが描けます。
画面右側には、ダイアグラムのテンプレートツール、レイヤーツール、書類設定、描画の配色パターンの変更などが用意されています。
おすすめ度:★★★★
メリットは
- 機能が豊富です
- 全体的にすっきりしており、操作性もいいです。
- 直線の自動補正に対応しています。
- JPEG,PNG,SVGやPDFでの出力可能です。
デメリットは
- メニューは英語のみ
- 有料アプリで値段は高め
今回は評価版が利用できたのですが、日常よくダイアグラムを作成するような人にはあっても良いアプリだと思います。
ダウンロードはこちら。
ナレッジベース・ビルダー ★★★
概念図のダイアグラム作成にびったいなアプリです。
項目を追加します。名前などのデータを入れOKを押して確定します。
いわゆるマインドマップとは若干違いますが、非常にきれいでわかりやすい概念図を作成することができます。
「Format Diagram」アイコンを押して、ダイアグラムの色などを後でも変更できます。英語メニューなのが残念。
おすすめ度:★★★
メリット
- 使いやすい
- 日本語の入力は可能
- ビジュアルのきれいな図を作成できる
デメリット
- 英語メニュー
- 基本的に有料アプリ
無料お試し版は24時間制限で利用できます。
製品価格は400円程度ですから、高価というわけではありません。
以下リンクより製品、または試用版を利用できます。
エスプレッソ マインドマップ ライト ★★★
エスプレッソは、シンプルで使いやすいマインドマップアプリです。
ライト・バージョンは無料で利用することが可能です。
新規に作成したい場所をダブルクリックでアイテムが作成できます。
選択アイテムの右にあるペンアイコンで編集モードとなり名前を編集できます。
右上にあるアイコンで「プロパティ」を表示。説明文やハイパーリンク。形状や色なども変更できます。
画面を右クリックすると、ファイル関連のメニューが上に、下にアンドゥなどの操作支援メニューが表示されます。
おすすめ度:★★★
メリットは、
- ファイルサイズも軽量
- シンプルで操作性もわかりやすい
- 作成図柄をHTML5としてHTML出力可能
デメリットは、
- デザインがややフラット
- メニューが英語メニュー
現在有料版は240円となっています。
無料アプリ
M8 ★★★
シンプルですが、クリックして文字変更、「+」ボタンでノードを追加、ドラッグで位置変更できる使いやすいマインドマップです。
見栄えのいいマインドマップを作る...というよりはマインドマップ風に単語を整理したいという場合にぴったりなアプリです。
なお、個別の色付けなどは有料版230円を使う必要があります。
おすすめ度:★★★
メリットは、
- 無料で使える
- シンプルで使いやすい
デメリットは、
- 色付けなどをするには有料へアップグレードする必要がある
- 英語メニューのみ
テガキマインド ★
住友セメントからリリースされている無料のマインドマップアプリです。
ドラッグで線を引っ張ると、すぐ新しい付箋を作成できます。
ただし個別にプロパティ(色設定など)ができないうえ、位置を動かしたりもできません。
素早くマップを作成することに主眼が置かれているせいか、編集や加工については機能は少なすぎて逆に実用性は低い感じがしました。
おすすめ度:★
メリットは、
- 無料で使える
- すぐノードが作成できる
デメリットは、
- 個別のノードの加工や編集が文字変更程度
- 全体のアンドゥなどもない