Windows10では、やはりメモリはたくさん積んでいるほうがいいです。ただしメモリが足りない場合には仮想メモリを変更することでひょっとすると対応できるかもしれません。
また、無駄な起動項目を無効化しておくと、メモリの不足を多少なりとも防げるかもしれません。
メモリを増やすには?
仮想メモリを変更する
ウィンドウズでは仮想メモリの割り当てを設定できます。
これはメモリが足りない場合にディスク領域を活用する方法です。
ただし変更するとメモリが増えて操作が快適になる...とは限りません。試してダメだったらやはりメモリ増設などの方向を検討しましょう。
スタートメニュー右クリックから「システム」を選びます。
次に「システムの詳細設定」を選びます。
ダイアログが出たら「詳細設定」タブで「パフォーマンス」の「設定」を選びます。
また「詳細設定」タブを選び「仮想メモリ」で「変更」をクリック。
通常は「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」がチェックされています。
チェックをはずし、カスタムサイズに初期サイズや最大サイズを入れます。
通常1GB=1024MBですので、4ギガバイトにするなら4096などに設定するとよいでしょう。
起動項目を無効にする
無効にするには?
まずタスクマネージャーを表示します。
ウィンドウズキー+Xを押して、メニューからタスクマネージャーを選びます。
次にスタートアップのタブを選びます。
無効にしたいアプリを選び「無効化」を実行します。
再度利用可能にするには、同じくアイテムを右クリックで選んで「有効化」を選択しましょう。
Switchboardははずしてもいい?
起動項目に「Switchboard」というのがあります。
どうやらadobeのものらしいです。
ある記事によれば、アドビAIRがCS5アプリをコントロールするために使用するもののようです。
参考:bloatware - What exactly does Adobe Switchboard do? - Super User
うちではアドビAIRアプリなどは使っていません。
そこで、一度無効にしてPCを再起動してみました。
再起動は無事うまくいき、エラーが起きるということはありませんでした。
アドビAIRアプリを利用していない場合で「Switchboard」がスタートアップの項目にある場合はオフにしてもいいかもしれません。
sbpwuははずしてもいい?
タスクマネージャーのスタートアップをチェックしていると、sbpwuというのがあります。聞きなれないなまえのうえに、発行元もありません。はたしてその正体は?
あるサイトのデータベースによれば、これはPhishWallに関連したファイルのようです。PhishWallとは、セキュリティ用のソフトです。
うちで使っている三井住友銀行のウェブサイトでは、フィッシング対策として同ソフトをインストールするようにアピールしています。
参考:What is sbpwu.exe ? | System Explorer
ただしこのPhishWallは、インターネットエクスプローラ専用のため、はっきりいってあまり使えません。
もしインストール後、使っていないのであれば、sbgwuも無効にしておくとシステムリソース的にもよいでしょう。