ユーチューブでの実況などしてみよとすると、実際には全然しゃべれません。はっきり言えなかったり、間延びしすぎたりと結構難易度高いです。
そこで、ユーチューブでしゃべり方のコツの動画をさがして見てみました。ここでは、参考になったものをまとめていきます。
ユーチューブ、しゃべり方のコツは?
そもそも普段から人はきれいにしゃべっていません。また大勢の人の前でスピーチするということもまずありません。
ですので、いざ実況動画を撮ろうとしても、「声はでない」「語尾ははっきりしない」「考えてしまって間があく」...と結構難易度が高いです。
そこでユーチューブでしゃべり動画のテクニックについて調べてみました。
「話し方&プレゼンのコツ。全国1位アナウンサーが教えます。」さんのチャンネルは特に参考になると思います。
https://www.youtube.com/channel/UCb5_hnwTdRZHeqJuxNzkpRg
というのも、「はっきりしゃべれない」などの理由を納得できるように説明してくれます。
で、素人でも実践しやすい対処法を提示してくれます。
他の類似チャンネルと比べて、「わかりやすさ」「実践しやすさ」はずぬけていると思います。
事前準備編
すぐにうまくなるというのはなかなか難しいです。
やはり事前にいろんな練習や準備をしっかりしておくことが、上達へのカギとなります。
台本をつくる
毎日練習する
いろんなテクニックがユーチューブやネット上にありますが、通り道のようで実は効果があるのが毎日フリートークの練習をするということです。
10分を3回、30分を毎日フリートークをします。
これを続けていくと1月ぐらいで思考としゃべりが一致してくるようになるといいます。
いい音環境にする
タイトルは「カメラの前で話すコツは」とありますが、画質より音質の重要性を紹介されています。
たしかにユーチューブをいろいろとみていると、中には音が小さすぎたり、風の音がすごすぎて聞くに堪えない....というものがあります。
そうなると聞くのがしんどくなるので途中で離脱することが多いです。
したがってしゃべりの技術向上以前に、いい録音環境を用意することがまずは大事になります。
うちでもマイクはちょい奮発で1万円ぐらいのにしたところ、ノイズは減り、音量は上がり...といいことだらけでした。
録音した声を聴き返す
これは自分が最近やっている方法です。
聞いた声を聴き返します。そして聞きにくい要因を調べます。
・1文1文が長い
・「えーっ」「えっと」などのつなぎが多い
・言葉が流れてききとりにくいところがある
などなど。
しゃべりがつまったり、長すぎたり、無駄な言い間違えが多い...という場合は、台本を作ってから読むようにするとだいぶよくなります。
テーマや構成を練る
「自分はしゃべりが下手」と思えば思う程、活舌だとか腹筋だとかに尽力しがちですが、大事なのは相手を引き込ませるテーマ、特に前フリの部分です。
少々話し方が下手でも、最初に相手に興味を持たせることができればある程度動画を見てもらえると思います。
あの中田さんでさえ、そもそも興味を持っていない人にいかに興味を持たせるかという視点を大事にしています。
そう思って中田さんの動画を見返すと、確かに動画の出だしは大体「●●ってどう思います。興味ないよって方多いんじゃないでしょうか~」ときて「実はこれ、●●が●●したほどすごいんです」とちゃぶ台返しをして、本編はそれについてじっくり解説していく....というスタイルのものが多い気がします。
「序盤にどれだけ相手の興味を引けるか」という観点を見しなわないようにしましょう。
実演編
ジェスチャーを交える
ジェスチャーをつけたほうが、かえってリズムをつけてしゃべれます。
また、話に抑揚をつけることも大事ですね。台本を作ると、逆に丁寧で棒読みになってしまいます。台本も全部作るというよりは目次だけにしていったほうがいいかもしれません。
映像化する
話の天才といえばだれもが認めるのが島田紳助さん。
松紳では、話を上手にするこつを聞かれて「映像化すること」を紹介しています。
例えば、道を説明するときには、目で移動経路をイメージしながら話をすると思います。そういうときは、見ているものを説明するだけなので「噛む」ことはなくなります。
全部が全部この方法で...とはいかないとは思いますが、映像化させておいて後はそれを解説するだけ...という方法にできればかなり楽にしゃべれそうです。
事後編
音声を編集する
録音したら、無駄な言い間違えや冗長な部分、無音が続く場面を編集してカットしていきましょう。
まずはオーディオ編集ソフトを利用して自分でカットしていくことです。
以下のように波形がない部分を選択し、デリートキーで削除していきます。
手作業でやるので時間はかかりますが、言い間違えた個所や詰まった場所などもカットしていくと最終的に仕上がりはよくなるので苦労は惜しまないようにしましょう。
ライブ動画の場合には、動画を音声表示させたうえでカットしていくとスムーズです。
Shortcutのようなソフトを使うとはかどるでしょう。
また自動処理ソフトを使うのも手です。
指定した秒数以上無音が続くと自動でカットしてくれます。
おまけ:役立たなかったコツ
以下はあまり自分にはフィットしませんでした。
普段の感じで
わかってるんです。普段友達と話すときと、マイク前でしゃべるときとは違うなと。
でも、直し方がわからないのでテクをさがしているのです。
目の前のお客さんをイメージする
相手に話すことをイメージするとよい、とするもの。
ただ実際に相手はいないし、リアクションがみえないので難しいですね。
腹筋の強化
いい発声には腹筋運動が大事とするもの。ただし腹筋を強化しても、それがすぐ発声の良さへつながる感じはありません。
自然体、笑顔
難しいし、意識するとかえって不自然になります。
うまくみせようとしない
うまくいきません。
うまい人をみつけて、テクを盗む
近くにいないからネットでテクを検索しているわけで。
少し早めで
活舌の悪い人は、ちょっとゆっくりでもしっかり話したほうがいいかなと思います。