ZOOMがつながらない場合の対策を紹介します。
ZOOMの接続エラー
ビデオ会議システムといえばZOOMやSKYPEが有名です。
ただSKYPEはP2P方式を利用しており、ZOOMはサーバが集中管理する方法を利用しており、システム的には結構違います。
ZOOMでネットワーク系のエラーが出る場合にはサーバ側のトラブルの可能性が高いので先にそちらを確認してみましょう。
サーバのほうに問題がなければ、自分のところのネットワーク環境に問題がないか洗い出していきましょう。
つながらない場合は?
エラーコードを確認する
以下はZOOMに接続できない場合のエラーコードです。
原因特定に必ずしもつながるものではありませんが、ネットワーク系のトラブルであることはわかると思います。
5000, 5003, 5004、104101、104102、104103、104104、104105、104106、104110、104111、104112、104113、104114、104115、104116、104117、104118
サーバ障害をチェックする
真っ先に考えられるのがメンテナンス・サーバ障害です。
Zoomでは以下サイトにてステータス情報を公開しています。
稼働していれば「Operational」になっています。
(更新2020/8/24)
現在ZOOMに大規模障害が起きているようです。ご注意ください。
https://downdetector.com/status/zoom/
ポートを確認する
ファイアウォールやアンチウィルスソフトによってZOOMが利用しているポートが利用できない可能性もあります。
ファイアウォール設定で、以下ポートが利用できるか確認しましょう。
- TCP:80,443,8801, 8802
- UDP:3478, 3479, 8801 - 8810
参考:Network Firewall or Proxy Server Settings for Zoom – Zoom Help Center
McAfeeやAVGなど、アンチウィルスでブロックされていないことも確認しておきましょう。
最新版にアップデートする
セキュリティの不備が指摘されていたZOOMですが、暗号化を強化したバージョン5に移行します。ミーティングにはパスワードがないと入れない場合もあります。
旧バージョンのままだと「このミーティングに参加するには、5.0以降のバージョンのアプリが必要です。更新して、続行してください」のようにバージョンアップが促されますので必ず更新するようにしましょう。
WiFI再起動
サーバのほうに問題がない場合は、自分のPCのネットワーク環境のほうにトラブルが出ている可能性が高いです。
利用しているWiFIを再起動するなど、自分のネットワーク環境の動作を改善してみましょう。
DNSのチェック
利用しているDNSサーバに何等か障害があれば、ネットにつながりにくくなりZOOMの利用にも影響がでます。
DNSは無料で使える大手提供のサービスがあります。切り替えて動作を試してみるとよいでしょう。