Visual Studio搭載のアイコンエディタはあまり機能が整っておらず、32ビット画像に未対応だったりします。かわりに使えるアイコンエディタとしてgreenfish icon editorが便利です。
Visual Studioで使うアイコン
Visual Studioにはアイコン編集機能があります。
これでアイコンを作ってVisual Studioで作成したソフトのアイコンにすることができます。
使い方はこちら。
【Visual Studio2019】アイコン・エディタの使い方 - アプリの教科書
ただこちらのエディタでは32ビット画像が利用できないなど、結構物足りないです。
そこでサードパーティのアイコンエディタとして「greenfish icon editor」というのを使ってみました。
greenfish icon editorの使い方
コチラから無料でダウンロードできます。
http://greenfishsoftware.org/gfie.php#apage
起動するとこんな感じ。
画像を作る
ファイル>新規画像でサイズを指定してまずは1枚作ります。
最初の画面はこんな感じ。
ペンを使って書いたりしましょう。
ツールの上のほうにもペンがありますが、こちらは描画用ではなく選択範囲を指定するためのペンです。
レイヤー機能もあります。レイヤーとは、層ごとに違う画像データを保持するものです。ベースは同じにして、ちょっとだけ変えたアイコンなどがつくりやすいです。
違うサイズのアイコンを作る
アイコンファイルでは、複数のサイズのアイコンを含めることができます。
「新規ページ」を押すと、サイズやビット数を指定して違うサイズのものがつくれます。
小さいサイズのアイコンを作ってみました。すると最初に作った画像が自動的に縮小された状態で作られました。となると、大きい画像を作ってから順次小さいアイコンを作るというほうがいいように思います。
アプリアイコンにする
Greenfish icon editorで、アイコンを「●●●.ico」のように拡張子「ico」として保存しておきます。
次にVisual Studioで、作成中のプロジェクトのセットアップを作ります。指定したショートカットのIconとして指定します。実際にインストールしてみると、ちゃんとアイコンが反映されていました。
なお、アイコンを出力ソフトにあてがう方法については以下参照ください。
【Visual Studio 2019】インストーラ作成のまとめ アイコンは?.NET Frameworkを含めるには? - 困ったー