アイフォンでは iOS 11 から画像のファイル形式がHEICがよく使われるようになりました。HEICとは何か、どうやって見るか、ウィンドウズで見るには、といった情報について紹介してきます。
HEICとは?
HEICは、High Efficiency Image File Format(ハイ・エフィシエンシー・イメージ・ファイル・フォーマット)の略です。
ハイ・エフィシエンシーとは、高い効率という意味にになります。高画質ながらファイルサイズを押させることができ、JPEGよりも圧縮率がいいです。
画質は通常のJPEGであれば256色 × 256色 × 256色 = 16,777,216色を表現します。
それに対し、HEIFでは1024色 × 1024色 × 1024色 = 1,073,741,824色の表現をサポート。
当然JPEGよりも高画質な状態をキープします。
画像の保存では、JPEGよりもHEIFで保存しておいたほうがきれいで再利用にも向いています。
またHEIFは複数イメージをサポートしている点もJPEGなどとは違います。
HEIFのファイルは拡張子が「HEIC(ヘイク)」となっているため、「abcd.heic」のようなファイル名のものがHIEFのファイルになります。
(ちなみにHEICを表示可能にすると、拡張子をHEIFにしてもウィンドウズではファイルエクスプローラーからプレビューもできました)。
ウィンドウズで見るには?
ウィンドウズ10で見れない場合、HEIF 画像拡張機能をインストールしておきましょう。
またHEICビデオ用の拡張機能もあります。ついでに入れておくとよいでしょう。
HEICのビューワは?
フォト
ウィンドウズ標準の「フォト」でHEICを開くことができます。
ファイルビューワ
また、いろんな複数のファイルに対応したビューワがあると便利です。
Ultra File Opener、Pictures OpenerなどからはHEICも開くことができます。
HEIC Image Viewer - Support Converter
無料でダウンロードできます。
複数ファイルを一括してPNGなどに変換するバッチ機能がありますが、これを利用するには有料版(350円)へアップグレードする必要があります。