エクセルなどでは、組織図や工程表を作る機会も多いことでしょう。
オフィス365として契約している場合、エクセル以外にもワードやパワーポイントなども利用できます。
果たしてどのソフトを使うと一番効率がよいのでしょうか。
図形機能を使う場合
図形では円や四角、矢印などのパーツを選んで配置することができます。
この機能はエクセルだけでなくワードやパワポに共通で用意されています。
エクセル
エクセルで配置するとこんな感じ。
位置そろえの機能も使えるので便利です。
ただしエクセルの場合、ページ区切りがあまり明確でないので「表示>ページレイアウト」にしたほうがよいでしょう。
パワポ
パワポはほぼいっしょです。
配置アイコンも一緒。
ワード
ワードの場合はこんな感じ。
配置もありますが、エクセルと若干置かれている場所が違います。
また文字入力に応じて全体位置が移動する可能性はあります。
結局どれ?
図だけ作るのであれば、パワポがシンプルで楽だと思います。
エクセルよりもページ区切りがはっきりしてますし、ワードのように他の個所に文字を入れると位置が移動する...といったこともありません。
ただしエクセルのセルをグリッド(方眼紙の罫線)のように考えれば、エクセルで配置するほうがそろえやすい人もいるかもしれません。
スマートアート機能を使う場合
まず図形やスマートアートを使うことになります。
ワード、オフィス、パワポ、ともに図形機能やスマートアートの機能があります。
特にスマートアートを使うと、チャートを作った後に文字を手直しするだけで見栄えのいいチャートをつくれてしまいます。
エクセル
エクセルの場合、セル単位の表示ですので、ページ内に収めて作るという感じはあまりしません。
ただし「表示」タブで「改ページプレビュー」や「ズーム」を活用すると、ページでのレイアウトを考えた配置にはできます。
ワード
ワードの場合には、文書内の部品としてスマートアートの階層図などを入れることができます。
エクセルよりはこちらのほうが使いやすいと思います。
なんでもかんでもエクセルで...と決めるつける必要はないでしょう。
パワポ
パワポも1ページ(スライド)内でレイアウトしやすいです。
ワードが余白がありながら作業しますが、パワポでは余白は意識せず作業できます。
おすすめはどれ?
ざっくり見てきましたが、図形機能、スマートアート機能はワード、エクセル、パワポともほぼ一緒ですので、それ自体は差はありません。
またスマートアートを使うと、図形でつくるときよりは配置(上の位置を揃えるなど)の手間は大幅に軽減されると思います。
差がつくのはページ表示です。
ただしエクセルでも「表示>ページレイアウト」にするなどの方法が利用できます。
そうなると、どれで作ってもいいかなと思います。