印刷機能からPDFファイルの作成を指定できるソフトです。印刷機能があれば、たいていのアプリから利用できると思います。
Cube PDFとは?
CubePDFではPDF関連のアプリがいろいろと出ています。
機能に応じて使い分けましょう。
印刷でPDF作成 Cube PDF
無料で使えるPDF作成ソフトです。
文書やウェブサイトなどをPDFにしたい場合にご利用いただけます。
印刷機能に組み込まれるため、このソフトを起動してファイルをロードして...といった手間はありません。
また印刷機能に対応していればいいので、市販のたいていのワープロや表計算ソフトなどから使えると思います。
まずはサイトよりダウンロード。
個人、法人、商用を問わず無料でご利用いただけます。
https://www.cube-soft.jp/cubepdf/
今回はブラウザからネットのサイトを印刷してみます。
クロームで印刷を実行します。
印刷画面になったら「送信先」で「変更」を押します。
ちゃんと「Cube PDF」がインストールされていれば、ここから「Cube PDF」を指定することができます。
指定が終わったら印刷を実行します。
ちょっと待つと以下のように設定ダイアログがでてきます。
設定があまりわからない場合はそのまま「変換」を押してもよいでしょう。
変換が終わると自動でPDFビューワが起動して表示してくれました。
印刷からPDFにするソフトはいろいろあると思います。
ただしPDFにする場合に表示が崩れるようなケースは多々あると思いますので、予備として?複数の代替えソフトを入れておくのは「あり」だと思います。
PDF表示 CubePDF Viewer
PDFビューワです。
https://www.cube-soft.jp/cubepdfviewer/
左にページごとのサムネールが、上部に印刷やページ移動、拡大縮小ボタンがあります。シンプルながら非常に使いやすいPDF閲覧ソフトです。
PDF結合 CubePDF Page
PDFを結合するアプリです。
https://www.cube-soft.jp/cubepdfpage/
追加で複数のPDFを指定。
「上へ」「下へ」で順番を調節したら「結合」でPDFを書き出します。
うちで試したところ問題なくPDFが作成できました。
ページの結合は、以下の「CubePDF Utility」でも可能ですので、本ソフトでダメな場合はそちらを試すといいかもしれません。
画像抽出 CubePDF ImagePicker
PDFファイルを指定するだけでPDFが含んでいる画像だけ取り出してくれます。
https://www.cube-soft.jp/cubepdfimagepicker/
インストーラになぜか?CubeFXという為替表示機能の選択もあるので不要な方はオフにしてインストールしましょう。
インストール後画面に出てきた大きな四角形?にPDFファイルをドラッグアンドドロップすればOK。
抽出後は「プレビュー」してからファイルとして保存することができます。
なお見つからない場合は以下のように「見つけることが出きませんでした」と表示されます。
うちでは無事抽出できました。
PDF編集 CubePDF Utility
PDFの編集機能を持つアプリです。
https://www.cube-soft.jp/cubepdfutility/
ページ単位で挿入や削除、回転が可能です。
セキュリティ機能にも対応しており、パスワードをセットしたり、印刷・編集・コピーなどを制限することができます。
うちで利用している分には、起動もスムーズでPDF自体の表示も問題ありませんでした。
Cube PDFの不具合
Cube Widget? Cube FX?
Cube PDFをインストールすると、CubeWidgetなどがインストールされるようです。
不要な場合はアンインストールしましょう。
ウィンドウズ10で利用できない?
うちではウィンドウズ10でも問題なく使えました。
ただしOSをウィンドウズ10へアップグレードした場合など、フォルダのアクセス権限が変更されて利用できなくなるケースがあるようです。
メーカー側は、ソフトのアンインストールからの再インストールを推奨しています。
参考:FAQ:CubePDF
GhostScript APIによる変換中にエラー?
グーグルクロームで利用時に起きるエラー。
クローム側のバグ・仕様変更によるものであり、80.0.3987.100 以降なら大丈夫とのことです。
クローム自体のバージョンを確認し、最新版であることをチェックしてから利用しましょう。
画像、罫線が欠ける?
Windowsのアップデートに伴って印刷に不具合が出ています。
CubePDFでも変換がうまくいかないケースがあるようですが、OSの影響による可能性も考えられます。
この場合、さらなるWindowsUpdateでのバグフィックスがないと、対処はしきれないかもしれません。