ここではIMEなど、漢字変換や入力系の不具合についてまとめいてきます。
IMEとは?
IMEは input method editorのことで、漢字変換などの文字入力システムを指します。
変換がうまくいかない、変換精度が低い、変換させるとフリーズする...という場合にはIMEのエラーの可能性が高いです。
一方、「入力したキーが反応しない」「特定のキーがでてこない」といった場合にはキーボードの不具合の可能性が高いです。
キーボードのトラブルシューティングを行うなど、キーボードの対処法をお試しください。
入力の切り替え時に「あ」や「A」がうざい?
入力を日本語と英語に切り替えるときなど、マークが画面中央に出るようになりました。しょっちゅう出てうざいという場合もあるでしょう。
そんなときは設定からオフにしましょう。
「コントロールパネル>IMEの設定」で「IME入力モードの切り替え」のところで「画面中央に表示する」のチェックをはずせばOKです。
入力候補の精度を上げるには?
入力は、使いたい候補文字がなかなか出てこない!最新の流行語などの文字が出てこない!といった不満があります。
しかし、予測入力を使うと、入力の精度を改善できます。
予測入力を使うにはタスクバーの文字アイコンを右クリック。メニューから「プロパティ」を選びます。
それから「詳細設定」をクリック。
「予測入力」タブを選び、「予測入力を使用する」をチェック。
また「クラウド候補を使用する」で、Bingからのデータを利用できます。
うちで使っている分には動作速度もまずまずです。
従来の変換がいまいち!という人は、ちょっと試してみてもよいでしょう。
IMEが起動しない場合は?
タスクバーにIMEアイコンが出ず、また日本語に切り替えるキーを押しても日本語にならないときがありました。これでは日本語が全然打てないので困りました。
たぶんウィンドウズアップデートの更新のせいではないかと思います。
いろいろためして、うちでなんとかクリアした方法は以下の通りです。
「設定>時間と言語>地域と言語」で、「言語を追加する」でEnglish(United States)を選びます(ほかの国でもおそらく可)。
「規定として設定する」をクリックしてからパソコンを再起動します。
再起動後はタスクバーにENGと出るのでクリックし、Microsoft IMEを選びます。
ワープロで文字をうち、日本語が打てることを確認します。
大丈夫そうなら、Settings>TIME&LANGUAGE>Region & Languageを選び、日本語を
「Set as default」にします。
これでまたパソコンを再起動すると次はまた日本語に戻ります。IMEも無事タスクバーに出るようになっています。
なお日本語にしてもキーボード設定が英語のままで「半角・全角」の日本語切り替えボタンが認識されない場合がありました。
「設定>地域と言語>日本語>オプション」で「ハードウェアキーボード」で「レイアウトを変更」。日本語キーボードが選ばれていなければ、選択しておきましょう。
フリーズする場合は?
辞書に破損がないか調べる
辞書ファイルに破損があると、文字変換中にフリーズがおきやすくなります。
以下参照のうえ、一度チェックしておくとよいでしょう。
MS-IMEで漢字変換しているとフリーズしてしまう - ITmedia エンタープライズ
IME変更する
メモ帳などの入力の際に、特定のキーを打つとフリーズするといった場合があります。
その場合はキーボード本体の不具合とは考えにくく、原因としてはIME(日本語変換プログラム)のほうが怪しいと思われます。
一度別のIME(Micorosft IME, ATOK, Google IME)などを試してみて、その場合に特定のキーを入れても大丈夫か確認してみましょう。
GoogleIMEの場合はネットから無料でダウンロードできます。
IMEが自動でオフになる?
アプリごとに異なる入力方式の場合
アプリが別のIMEへ切り替えるケースでの不具合が考えられます。
「コントロールパネル>時計、言語、および地域>言語>入力方法の変更」を実行。
「詳細設定」をクリックし、設定から「入力方式の切り替え」の「アプリウインドウごとに異なる入力方式を設定する」をオフにします。
ショートカットキーの誤操作
間違えてショートカットキーを使っていると、知らぬ間に切り替わっていて不思議に思うかもしれません。
「コントロールパネル>入力方法の変更>詳細設定」を開き、「入力方式の切り替え」の「言語バーのホットキーの変更」を実行。
「キーの詳細設定」タブで「入力言語を切り替える」を選択した状態で「キーシーケンスの変更」をクリック。
「入力言語の切り替え」を「割り当てなし」にするとキーが割り当てられている状態を解除できます。