ラズパイ(ラスベリーパイ、Raspberry Pi)に、ラズビアンの「Raspbian Buster with desktop」をインストールしてみました。
OSのほかに、どんなアプリが入っているか紹介していきます。
ラズビアンとは?
「破れかけのタロット投げて...」ってそれは葛城ユキの「ボヘミアーン」 。
「アイムオンファーイアー、アイムオンファーイアー」ってそれは「カサビアーン」。
...という話はさておき...
「ラズビアン」とはラズパイ用に最適化されたOSです。
もとはDebianというOSだそうです。
PCでいえばウィンドウズにあたる存在です。
ラズビアン上でPythonやC言語や画像ソフトや通信ソフトなどのいろんなアプリケーションが動作するということになります。
ただラズビアンのインストールパッケージでは、あらかじめソフトがたくさん入っている「Raspbian Buster with desktop and recommended softwre(おすすめソフト入り)」や、必要最低限にまとめられた「Raspbian Buster Lite(軽量版)」といった具合に、いくつか選択肢が用意されています。
うちでは「Raspbian Buster with desktop」をインストールしてみたので、そのパッケージに入っているソフトについて紹介します。
ラズビアンに入っていたソフト
プログラミング
Geany
軽量かつパワフルなプログラムコードエディタ。
Thony Python IDE
Pythonの開発・実行環境です。 まずは「print("it is no game!")」などと書いたPythonファイルを先に作成します。 Runで実行します。すると、指定文字列が無事出力されました。
インターネット
ネットではPCのクロームと同じようなChromiumが入っています。 日本語ページもちゃんと表示されました。
サウンドとグラフィック
VLCプレーヤー
ウィンドウズなど主要プラットフォームで動画プレイヤーとして確固たる地位を持つ動画プレイヤーです。 シンプルながら使いやすいです。オーディオプレイヤーとしても活用できます。
グラフィクス
イメージビューワ
シンプルな画像ビューワです。 対応ファイルはBMP、ICO、JPG、PNG、TIFFです。
アクセサリ
Calcurator
電卓です。
LXターミナル
ターミナルです。上部のメニューバーのアイコンからも起動します。 ラズパイへのインストールや環境設定など、いろんなことをこちらか行います。
PDFビューワ
PDFファイルを読むためのビューワです。
SDカード複製
その名の通りSDカードの複製です。 ラズパイではSDカードを使いますから、データバックアップなどでの利用が多いかと思います。
テキストエディタ
シンプルなテキストエディタです。 メニューに文字コードの指定はないのですが、保存時にUTF8やEUCなどの文字コードを指定できます。
Xarchiver
apk,gz,ajr,rpm,tarなどの圧縮ファイルを開きます。
タスクマネージャー
メモリやCPUの利用度を確認できます。 慣れないうちはこまめにチェックして、メモリ不足やCPUが過負荷にならないよう確認しましょう。
ファイルマネージャー
ラズパイでもGUIでファイル操作できるファイルマネージャーがあります。
上のアイコンからも起動可能です。
ファイル管理の時に開き、同画面上でファイルの複製や削除、名前の変更が可能です。
設定
Add/Remove Software
ソフトの追加はこちらから。
Appearance
外観の変更です。
Audio Device Setting
オーディオの設定です。
Main Menu Editor
メニュー内容を変更します。
Raspberry Piの設定
ラズパイの設定です。
今後、カメラの接続などいろんなインタフェースのテストを行う場合にはこちらの設定をチェックする必要があります。
Recommended software
おすすめソフトのカタログです。 起動はかなり時間がかかりました。
不要なら開かないほうがいいのかも。
キーボードとマウス設定
マウスやキーの効きを変更できます。
Screen Configration
画面の設定です。
実行後マウスが効かなくなり、変更方法がまだわかりません。
ネットワーク設定は?
WiFiにつなぐ
左クリックでWiFiのオンオフや切り替えができます。
右クリックでメニューを表示し「Wireless&Wired Network Settings」を開いてネット設定をカスタマイズできます。
ブルートゥース
BT対応なら上部のBTアイコンに設定があります。