パソコンは少々雑に扱っても大丈夫です。とはいえ、温度や静電気には弱いです。特に温度は注意しておかないと、耐久年数への影響も無視できません。
ここでは、CPUやメモリの稼働状況や温度をチェックするやり方について紹介していきます。
パソコンが熱くなる場合は?
パソコンの内部処理で温度が高くなることがあります。パソコンの心臓部であるCPUなどでは、処理が行われると発熱します。
例えばゲームではリアルタイム処理をするために高速でデータを扱います。「マイニング」と呼ばれるビットコインの採掘処理でも、CPUはフル稼働する場合があります。
高温になると、電子部品にダメージを与えて、結果的にパソコンの寿命を短くしてしまう可能性が高くなります。
最近は40度越えが珍しくなくなりつつあるほどの異常気象・猛暑が起こっています。当然部屋の温度が上がれば、それもパソコンにもよくはありません。
CPUの温度をチェックするには?
パソコンの動作でCPUが熱くなりすぎると、パソコンの寿命にも影響することでしょう。
以下のようなソフトでチェックしておきましょう。
CAM(無料)
動作の軽快なPCチェックソフトです。
CPUの温度だけでなく、GPU(いわゆるグラフィックボード)の温度もわかります。
アプリサイズも小さいので便利です。
CrystalDiskInfo(無料)
CrystalDiskInfoは、ディスク全体の安心度を調べてくれる便利なユーティリティソフトです。うちのウィンドウズ10でもちゃんと動作しました。
起動時するとすぐにディスク調査を開始します。そのため、起動に時間がかかります。
起動後はディスクのインタフェースや転送モードといったいろんな情報が表示され、温度も表示されます。
健康状態が「正常」で、温度もそんなに高くなければディスクはひとまず安心といったところでしょう。
ダウンロードはこちらから。
ダウンロードセンター - Crystal Dew World
Speccy(無料)
チェックソフトで便利なのがSpeccyという無料ソフトです。
メモリ、CPU,グラフィックやマザーボードなどの稼働状況を分析して押してくれます。ウィンドウズ10でも無事動作しました。
インストーラを起動すると、言語で日本語を選べます。途中で、CCleanerもインストールしますかと出ます。不要な場合は「no thanks」を選んでください。
起動するとこんな感じ。
特に開始ボタンとかなく、そのまましばらく時間をかけてPCの稼働状況をチェックしてくれます。
今回作動させたところ、CPUでは63度、マザーボードでは55度、と結構高温になっていました。
この計算をどのようにやっているのかはちょっとわかりませんが、あまりPCも負荷がずっとかかりすぎると(特に安いパソコンは)よくない気もします。
左にあるCPUやRAM、マザーボードなどではさらに詳細なデータを見ることができます。
プレミアム版では、自動更新やプレミアムサポートなどの機能が利用できるようになります。
こちらのサイトよりダウンロードできます。