ウィンドウズ10では「共有エクスペリエンス」として「近距離共有」という機能があります。日本語はいまいち?ですが、要は同じWiFiの他機種へファイルを簡単に送れるというものです。
近距離共有とは?
WiFi経由でファイルを近くのPCへ送れる機能です。
ファイルを他のPCへ送るには
・ギガファイル便のようなサイトを経由する
・ワンドライブの共有機能を使う
・USBメモリで物理的に移動する
...など、いろんな方法があります。
この近距離共有も含め、それぞれの方法にはメリット・デメリットがあります。
ギガファイル便なら手軽ですが、プライベートなファイルの場合には懸念があります。
USBメモリならそもそも購入してないと利用できません。
ワンドライブの場合、共有に時間がかかる場合があります。
この近距離共有の場合は、パソコン同士がブルートゥースやWiFI経由でつながることが前提となります。
利用環境や用途に応じて使い分けましょう。
近距離共有を使うには?
準備
ファイルを送るPC,受け取るPC両方で近距離共有の設定がオンである必要があります。
設定で「システム>共有エクスペリエンス」を開きます。
「BluetoothとWiFiを使って近くのデバイスとコンテンツを共有する」をオンにします。
初期値はオフだと思いますので、まずはこの設定を開いてオンになっているか確認してみましょう。
ファイル送信
それではいよいよファイルを送ってみましょう。
送る側のパソコンで、送るファイルを右クリック。
メニューから「共有」を選択します。
するとダイアログが開き、デバイスを探します。
見つかったらクリック。
すると、受信側のPCで「ファイルを受信するか」の選択しがアクションセンターに表示されます。
「保存する」を選ぶとファイル受信を開始します。
ファイルの受信側、送信側両方にファイルの転送量が表示されます。
近距離共有の不具合
共有エクスペリエンスがない?
うちはあまり使っていないタブレットと共有させようとしてこの機能を使おうとしたら、「共有エクスペリエンス」という項目自体がありませんでした。
これは実装時期が後だったためです。
ウィンドウズアップデートをかけて最新のウィンドウズにしたら無事表示されました。
また、(おそらく)ウィンドウズ10出ない場合は利用できません。
フォルダが送れない?
うちではフォルダを選ぶと共有メニューが出ませんでした。
このような場合は、フォルダごとZIPファイルなどにまとめます。
そのファイルを指定すれば送ることができます。