PAD-Power Automate Desktopの文字処理のまとめです。
文字の操作
変数に文字を設定することができます。
文字を追加
「テキスト>テキストに行を追加」で文字を追加できます。
文字を結合
リストをスペースや行で区切ってつなぎます。
テキスト分割
区切り記号(スペースや指定した文字)で文字をリストに分割します。「テキスト>テキストの分割」を使います。
部分を切り出す
「テキスト>サブテキストの取得」を使えば、「最初から何文字目までの文字」「何文字目から何文字」のようにして文字の部分を取得できます。
以下の場合「アンゴラ村長はにゃんこスター」の「7つ目の位置から4文字」抜き出す設定で「にゃんこ」が抜き出せます。
先頭の文字が「0文字目」となるため、8個目の文字は「開始位置7」となるので注意しましょう。
トリミングする
ファイルを読み込んだ場合など、不必要な空白文字が前後につく場合があります。
トリミングを使えば、文字の先頭や末尾の不要なスペースや改行を削除思案す。
「テキスト>テキストのトリミング」をフローに追加します。
実行して、余計な空白文字がなくなっていることを確認してみましょう。
テキストを検索する
ある文字を探して開始位置を調べます。
「テキスト>テキストの解析」をフローに追加します。
先にファイルを読み込んで置き、その変数「FileContents」から「html」という文字が何文字目にあるか調べたりできます。見つかれば「Postion」変数に開始位置が格納されます。
テキストを置換する
文字を置き換えてみましょう。
「テキスト>テキストを置換する」で、変数の文字から「オリンピック」という文字を「Olympic」に置き換えます。
実行して置換できていればオッケーです。
文字の変換
大文字にする
アルファベットを大文字にしたり小文字に変換することもできます。
「テキスト>テキストの文字の大きさを変更」をフローに追加。
設定で「大文字」にしておきます。
実行して「Olympic」が「OLYMPIC」にすべて大文字になっていればオッケーです。
数値をテキストに変換
数値をテキストに変換するには「数値をテキストに変換」を使います。
テキストを数値に変換するには「テキストを数値に変換」を使います。
気にせずに処理して問題ない場合もありますが、数字の「1」と文字情報の「1」とで処理が違うためにイメージした結果と異なる場合があります。
日時をテキストに変換
日付をテキストに変換するには「datetimeをテキストに変換」を使います。
テキストを日付に変換するには「テキストをdatetimeに変換」を使います。
その他の文字処理
パスワードの生成
「テキスト>ランダムテキストの作成」を使うと、ランダムな文字列が作れます。
実行すると以下のように適当な文字を作ります。これは実行するたびに変わります。
Power Automate Desktopの導入方法や基本的な使い方については以下参照ください。