
Forgeを使っていると「Z123」なるタブが?いったい何?
どうやら画像を一度3D化して別角度から見たような画像が作れるっぽいです。ただ絵柄によって生成物は結構異なるので注意が必要です。
ForgeでZ123って何?
Z123って?
Forgeを見ていると「Z123」なるタブがあります。

どうやらこれは、「Stable Zero123」という単一画像からの高品質3Dオブジェクト生成するシステムのようです。
Stable Zero123 のご紹介: 単一画像からの高品質3Dオブジェクト生成 — Stability AI Japan
こんな方に!
画像生成AIの可能性に興味がある
Stable Diffusion WebUI Forgeを使っている
同じ画像を別の角度から作りたいことがよくある
作成手順
モデルを入手します。
「stable_zero123.ckpt」をダウンロードし、models/z123/フォルダへ入れます。

stabilityai/stable-zero123 at main (huggingface.co)
では実際に試してみましょう。
「Z123」タブへ移動。
好きな画像をドロップして指定し、モデルには「stable_zero123.ckpt」を指定します。

これだけで、下の方にある「Genarate」ボタンを押します。
1分以上待ちますが、生成がおわると4つほど画像が表示されます。

つまり3D化されたファイルを作るというよりは、一度内部的に?3Dデータにしたうえで、ほかの角度からみた画像を作り出す...というもののようです。
別の例で、車を使ってみるとこんな感じです。

これは後ろから見たって感じでしょうか。

こちらは普通に少女の画像を使って生成してみました。
後ろから見たパターンが作られました。

今度はフルボディで、背景も若干ある絵柄を使ってみました。
背景画像があると、仕上がりは崩れやすいです。

今度は白背景ながら、フリフリ?のあるような絵柄。

やっぱ、こういうのはまだきれいには出力されませんね。

もちろんステップ数を増やしていけば、もっと良くなるとは思いますが。。