ラズパイ(ラスベリーパイ、Raspberry Pi)とセンサー類を組み合わせるといろいろ楽しいことができます。
USBなどで簡単につなげられればいいのですが、配線をダイレクトに行う必要があるものもあります。初心者にはハンダごてを使って...というのはなかなか大変です。
そこで便利なのがブレッドボード。はんだ付けしなくても配線できるような便利なキットです。
ここでは初心者がブレッドボードを扱ううえでのTIPSをまとめていきます。
ブレッドボードとは?
ラズベリーパイなどの、小型で安価なコンピュータが利用しやすくなっています。 内容や購入方法については以下参照ください。
ラズパイとセンサーなどを組み合わせると、いろいろと面白いものが作れそうです。 しかし、部品類をハンダでくっつけて...となるとちょっと敷居が高いです。
そこで便利なのがブレッドボード。
ブレッドボードは、すでに内部で配線等されているため、部品を埋め込むだけでつながるようになっています。
ブレッドボードを購入するには?
初心者へのおすすめは?
ブレッドボードはアマゾンや楽天で普通に購入できます。 価格も3ケタ、つまり数百円から買えるので失敗してもそんなにダメージはありません。
とはいえ、うちはまったくの初心者ですので、「買ってすぐちょっと試せる」ぐらいのもののほうがありがたいです。
初心者向けのキットを物色して今回うちが買ったのは、「サンハヤト 小型ブレッドボードパーツセット」というものです。
これはブレッドボードと、LEDを実際につけるためのパーツや配線ケーブル類をまとめたものです。 付属の図のように配線するとランプがつくというものです。 買ってすぐ試せる...というのがよさげです。
価格も1000円しません。
内容はこんな感じ。
説明書にあるように配線をしていきます。
ブレッドボードにはエクセルのようにA1のように場所が指定されています。 そこへ指示書にあるように線やパーツをいれていきます。
LEDパーツは入れる向きに注意して入れましょう。 結構細かいので大変です。
で、あとは電池をつないでみると...無事付きました!
このキットを使うにはニッパーと乾電池が必要です。
電池は単三です。
配線のコツは?
実際にやってみると、配線部分のはりがねを指定位置にさしていくのが大変でした。 そこで、配線を上手にする方法をネットで調べてみました。
すると、ブレッドボード用に配線ケーブルがあることがわかりました。 こちらを活用するともっと楽にできるようになります。
で、ケーブルだけまた購入しました。
初めての方は、ボードと一緒に購入するほうがよかったです。
とどいたのはこちら。
この商品はアマゾンのレビューでは、ケースがボロボロ...という苦情がいくつかありました。うちに届いたものはそういうことはありませんでした。
開くとこんな感じ。
あらかじめ、ピンにさす間隔に応じて長さが決まっているケーブルが用意されています。
色別に長さが統一されています。
あらかじめブレッドボードにさしやすいようコの字にすでに整形されています。
長さを選んで、指定の場所へ差し込めばOKです。
上記のブレッドボードのキットに差し込んでいきます。
右下が上記のキットを購入してニッパできって自分で折り曲げたケーブルです。
指示書通りやってつくかというと...つきました。
ただし指示にあるワイヤケーブルの色とは異なるため、ちょっと最初は迷いました。
左が指示書。右が今回キットとケーブルを組み合わせたもの。
黄色の個所にグレーのケーブル、赤色の個所に青いケーブルなどが対応していました。
感想は?
実際にブレッドボードを使ってみると、パーツの配置などは比較的スムーズにできました。 また、専用ケーブルを使うと配線もやりやすくなります。
とはいえブレッドボード自体はかなり小さいものです。ケーブルを配置するにもピンセットなどを利用しながらのほうがいいように思いました。
さすがにうちも「年+手先が不器用」という2重苦ですので、ハンドリングは思ったより大変だなぁという感じです。
なので、ハンダごて不要で圧倒的に便利...というほどではありませんでした。