エッジを利用中に特定のサイトへアクセスできない場合の対処です。
画像が表示されない?表示が崩れる?
エッジからサイトへはアクセスできるのに画像が出ない、表示が崩れるというケースがあります。
ハードウェアアクセラレータをオフにする
メニューから設定を開きます。
「システム」で「使用可能な場合はハードウェアアクセラレータを使用する」があるのでオンまたはオフにします。
画像や動画コンポーネントによっては、ハードウェアアクセラレータとの相性がうまくいかない場合もあり、かえってオフにしたほうが正常に表示されることもあります。
サイトへアクセスできない場合の対策
ネットワーク設定を変更する
フェイスブック、グーグル、ユーチューブといったサイトへアクセスできなくなる場合があります。
クリエイターズアップデート後にこのような不具合がおきているときには、以下の設定を見直します。
まずエッジで「about:flags」と入力して移動します。
下の方に「ネットワーク」の欄があり、「TCP Fast Openを有効にする」のチェックをオフにします。
IE設定を変更する
クリエイターズアップデートでは、以下の対処でアクセスできない不具合をなおせるかもしれません。
「コントロールパネル>ネットワークとインターネット>インターネットのオプション」を実行。「詳細タブ」へ移動したら、「GPUレンダリングでなく、ソフトウェアレンダリングを使用する」をオンにします。
参考:
dynabook.com | サポート情報 | Windows 10 Creators Updateにアップデートした後に一部のWebサイトが正常に表示されない
インターネットエクスプローラで見る
今までちゃんと見えていたページがちゃんと見れない場合があります。
JAVAやシルバーライト、アクティブXなど、特殊なソフトが必要とするページの場合に起きやすいです。
その場合には、以前のネット閲覧ソフトであるインターネットエクスプローラで見ると、ちゃんと表示されるかもしれません。
メニューで「インターネットエクスプローラで開く」を選びましょう。
エッジが正しくインストールされているか調べる
起動時に何も表示されないといった場合、エッジ自体が正しくインストールされていない可能性があります。しかし、エッジは現在システムファイルに組み込まれているため、システムファイル自体を検証する必要があります。
コマンドプロンプトを管理者権限で実行します。
「dism /online /cleanup-image /restorehealth」と打って実行し、システムイメージの修復を試してみましょう。
アンチウィルスから除外する
一部のアンチウィルスアプリ(Avast、IBM Trusteer エンドポイント保護など)によって、表示に悪影響が出るケースが報告されています。
そのため、アンチウィルスソフトを別のものに変更してみることも有効となるかもしれません。
参考:Avast Antivirus Update Blocks Internet Access
HTTPS設定が古いサイトの場合
HTTPSではサイトが暗号化されて接続されるため安全とされています。
しかしエッジでは「SHA-1」という方法を使っているサイトについてはブロックすることになったようです。
これらの証明書はサイト運営者が個別に取得しているものであり、エッジの設定等で対処できる話ではないようにも思います。
参考:
Windows 10 Edge, IE: We're now blocking sites signed with SHA-1 certs, says Microsoft | ZDNet
JavaScriptがちゃんと動作しない場合?
JavaScriptがちゃんと動作しない事例が報告されいていて、どうやら一部のコマンドはまだ未対応のものもあるようです。
JS対応サイトで、インターネットエクスプローラではちゃんと動作するのに、エッジでは動かない、というケースもあります。
残念ながら、この場合はエッジ自体のバージョンアップに期待するしかないでしょう。