CELL関数は、その名の通りセルの情報を取得できるというものです。
セルが数値か文字かとか、色がついているかなどを調べることができます。
CELL関数とは?
セルの情報を取得します。
書き方は「CELL(調査する内容、参照するセル)」となります。
セルのデータ形式を調べる
「CELL("type",A1)」のように「type」で判定します。
結果:
b:Blank(ブランク)。空白でデータが入っていないセル。
l:Label(ラベル)。文字。
v:Value。数値。上記以外の値。
IF文と組みあわせ使うのも便利です。
セルが空白かどうかで判定するには以下のように書きます。
=IF(CELL("type",A4)="B","データがありません","")
色を調べる
書式設定で、マイナスの場合に赤字のような指定をすると1となります。
調べる場合は、「color」とセルで指定します。
=CELL("color",A3)
セルの書式を調べる
「format」で書式を取得できます。
CELL関数のエラー
#NAME?
colやtypeといった属性の指定は「”」で囲む必要があります。
以下のようにかくと#NAMEエラーになります。
=CELL(col,A3)
データが正しくない?
「color」「filename」「format」「parentheses」「prefix」「protect」「width」といった情報は、「スターター、 Web 用 Excel、Excel Mobile」では動作しないようです。