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【エクセルの教科書】都道府県や各国の人口やタイムゾーンを表示するには?

エクセルで株価やビットコイン価格をとりこんで資産管理している人もいることでしょう。

エクセルではナスダックやデータ提供会社との連携を強化し、ビットコインやボンドの価格を取り込んだり、ヒストリカルデータ(過去の履歴)などもすぐ利用できるようになります。

地理データへ変換するには?

Men In Black

 

最近ではエクセルは、人工や面積といった地理データを表示することができます。 

仕事上で地域ごとに購買者の人口比を算出する...なんて使い方にも役立ちそうです。

 

 

使うには、地理データに変換する必要があります。

セルに「tokyo」「Japan」など地理名を入れます。

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「データ」タブで「地理」を押します。

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もし候補が複数ある場合、ウィザードから選択します。

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地理データに変換されると地図っぽいアイコンがついたセルになります。

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あとは他のセルから「=A1.Abbreviation」と指定するだけで地理データを取得できるようになります。

 

 

地理データを表示する関数

都道府県の表示

名称

=A1.Name

「Tokyo」なら「Tokyo」。

 

略語

=A1.Abbreviation

「Tokyo」なら「JP-13」。

 

首都

=A1.Capital

「Tokyo」なら「Shinjuku」。

 

地域内で最も大きい市

=A1.[Largest city]

「Tokyo」なら「Shinjuku」。

 

国・地域名

=A1.[Country/region]

「Tokyo」なら「Japan」。

 

首相・知事

=A1.[Leader(s)]

「Tokyo」なら「Yuriko Koike (Governor)」。

 

タイムゾーン

=A1.[Time zone(s)]

「Tokyo」なら「Japan Standard Time」。

 

数値データ

緯度

=A1.Latitude

「Tokyo」なら「36 」。

 

経度

=A1.Latitude

「Tokyo」なら「140 」。

 

面積(平方キロメートル)

=A1.Area

「Tokyo」なら「2,188」。

 

人口

=A1.Population

「Tokyo」なら「13,839,910 」。

 

 

国の場合

名前など

名称

=A1.Name

「USA」なら「United States」。 

 

正式名称

=A1.[Official name]

「USA」なら「United States of America」。 

 

略語

=A1.Abbreviation

「USA」なら「US」。

 

首都

=A1.Capital

「USA」なら「Washington, D.C.」。

 

地域内で最も大きい市

=A1.[Largest city]

「USA」なら「New York」。

 

大統領

=A1.[Leader(s)]

「USA」なら「Donald Trump (President), Mike Pence (Vice President)」。

 

通貨

=A1.[Currency code]

「USA」なら「USD」。

 

国際通話番号

=A1.[Calling code]

「USA」なら「1 」。

 

国歌

=A1.[National anthem]

「USA」なら「1 」。

 

公用語

=A1.[Official language]

「USA」なら「None」。

 

 

地理数値データ 

面積(平方キロメートル)

=A1.Area

「USA」なら「9,833,517 」。

 

 森林地?

=A1.[Forested area (%)]

「USA」なら「0.3390」。

 

耕作可能地域?

=A1.[Agricultural land (%)]

「USA」なら「0 」。

 

 

生活データ

人口

=A1.Population

「USA」なら「325,719,178 」。 

 

都市人口

=A1.[Urban population]

「USA」なら「266,959,438.0000」。 

 

平均寿命

=A1.[Life expectancy]

「USA」なら「78.6902」。

 

出生率

=A1.[Fertility rate]

「USA」なら「1.8000」。

 

出生率?

=A1.[Birth rate]

「USA」なら「12 」。

 

就学率?

=A1.[Gross primary education enrollment (%)]

「USA」なら「0.9928」。

 

中等教育就学率?

=A1.[Gross tertiary education enrollment (%)]

「USA」なら「0.7165」。

 

乳児死亡率

=A1.[Infant mortality]

「USA」なら「5.6000」。

 

妊産婦死亡率

=A1.[Maternal mortality ratio]

「USA」なら「14.0000」。

 

兵士数?

=A1.[Armed forces size]

「USA」なら「1,348,400」。

 

 

 

経済データ 

GDP

=A1.GDP

「USA」なら「19,390,604,000,000.0000」。

 

CPI

=A1.CPI

「USA」なら「112 」。

 

CPI変動

=A1.[CPI Change (%)]

「USA」なら「0.0126」。

 

GDPにおける健康支出

=A1.[Health expenditure as % of GDP]

「USA」なら「0.1791」。

 

時価総額?

=A1.[Market cap of listed companies]

「USA」なら「32,120,702,650,000.0000」。

 

最低賃金

=A1.[Minimum wage]

「USA」なら「7.2500」。

 

税収入

=A1.[Tax revenue (%)]

「USA」なら「0.1089」。

 

税率

=A1.[Total tax rate]

「USA」なら「0.4380」。

 

失業率

=A1.[Unemployment rate]

「USA」なら「0.0480」。

 

個人支出における健康消費

=A1.[Out of pocket health expenditure (%)]

「USA」なら「0.1108」。

 

1000人当たりの医師数

=A1.[Physicians per thousand]

「USA」なら「2.5680」。

 

 

エネルギーデータ 

電力消費

=A1.[Electric power consumption]

「USA」なら「12,984.3331」。

 

二酸化炭素排出区削減量

=A1.[Carbon dioxide emissions]

「USA」なら「5,254,279 」。

 

化石燃料消費

=A1.[Fossil fuel energy consumption]

「USA」なら「82.7764」。

 

化石燃料消費

=A1.[Fossil fuel energy consumption]

「USA」なら「82.7764」。

 

ガソリン価格

=A1.[Gasoline price]

「USA」なら「0.7100」。

 

 

 

不具合は?

It's alright!

地名をいれても候補が出てこない?

国や日本の都道府県などに対応していますが、基本的には英語で地名を入力したほうがヒットします。

 

0が返ってくる?

0という数値が返ってきても、小数点以下がある場合があります。

例えばアメリカの「CPI変化率」は「0.0126」となり、書式設定で小数点以下を表示しないと「0」となってしまいます。

 

このような場合、必ず書式設定を確認し、小数点の表示桁数をチェックしましょう。

 

 

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