Kindle出版で成功を収めた海外のベストセラー作家を紹介します。
海外のベストセラー作家を紹介
マット・ロジャース
Amazon.co.jp: Matt Rogers:作品一覧、著者略歴
マット・ロジャースは、ロバート・ラドラム風のアクション・スリラーで人気の作家です。
当初は「二番煎じ」との評価もありましたが、最低価格である99セントで販売されたこともあって徐々に読者を獲得していきました。
毎月約4万ドル(約560万円)の収益を上げ、その半分以上がキンドル・アンリミテッド経由だそうです。
How Matt Rogers became the most successful writer you've never heard of (thestory.au)
C・J・アーチャー
Amazon.co.jp: C.J. Archer:作品一覧、著者略歴
メルボルン在住の元テクニカルライター。
2011年に歴史小説の執筆とセルフパブリッシングを開始。本は200万部近く売れ、その半分はKDPを通じて売れたそうです。
マークドーソン
Amazon.co.jp: Mark Dawson:作品一覧、著者略歴
マークドーソンは、弁護士として、そしてロンドンの映画業界で働いた経験を持っています。2013年6月にJohn Miltonシリーズを書き始めました。John Miltonシリーズは、無愛想な暗殺者が、自分の過去の行いを償うために人々を助けようとする犯罪スリラーです。
古い記事ですが、アマゾンコムからの支払いは450,000ドル(約5,000万円)規模!
ただ成功は簡単ではなく、最初は読者となるメールアドレスの収集に力を入れ、メールマーケティングに注力したそうです。
ジェフカーソン
Amazon.co.jp: Jeff Carson:作品一覧、著者略歴
ジェフカーソンは現在フルタイムのKindleベストセラー作家の1人。
いわゆるSNSの活用は一切せず。
その代わり、10冊はまず書くと決めたうえで実行。
書くこと優先ですすめ、その後リライトしたり、悪いレビューはしっかり参考にしたりしたそうです。
4冊目が終わってからはメールリストの活用をはじめ、新刊ニュースレターに登録してくれた人にはお礼として短編をプレゼントしているそうです。
実用・ハウツー系
レイチェル・リチャーズ
Amazon.co.jp: Rachel Richards:作品一覧、著者略歴
もともとフィナンシャル畑で働いており、その見識を活かしてマネー系のハウツーなどを執筆。若い女性をターゲットにしたところが人気の秘訣のようです。
2017年9月に初の著書『マネー・ハニー』を自費出版。まもなく毎月に1,500ドル(約20万円)の収益となりました。
2021年は同書を含む2タイトルで97,000ドル以上(約140万円)を稼いだそうです。
最初は金融系のFBグループに参加したりして、知名度を上げていったそうです。
スー・アーベン
Amazon.co.jp: Sue Irven:作品一覧、著者略歴
「コンポジション・ノート、スケッチ・ブック、ジャーナル、プランナー、ToDoリスト」といったスタイルの作品を発表。
月平均5,000ドルから10,000ドル、約71万~143万円程度の収益があり、最も利益が出た月では17,000ドル、約240万円も。
基本的にはリサーチ重視。登録でもSEOを意識して行っています。
登録する作品数を多くすることで打率を上げているようです。
How I Make up to $17,000 in Profit a Month Self-Publishing on Amazon (businessinsider.com)
参考
Millennial retiree made $97,000 last year from 2 books on Amazon (cnbc.com)
ベストセラー作家-マーク・ドーソン-amazonで最も有名なインディ作家 (honnotana.com)
How Matt Rogers became the most successful writer you've never heard of
Meet 8 authors who found success with Amazon’s Kindle Direct Publishing (aboutamazon.com)