いよいよオフィス2019がリリースされました。
オフィス2019の仕様などについてはこちらでまとめていきます。
オフィス2019とは?
オフィス2019はオフィス2016以来の大型アップデート版となります。
2018年9月24日「マイクロソフトイグナイト2018」で、「Office 2019」の正式版が発表されました。
日本では2019年1月22日より正式販売となりました。
価格は
- Office Home & Business 2019:34,800円
- Office Personal 2019:29,800円
- Office Professional 2019:59,800円
サポート期間は?
製品サイクルについても説明されていて、5年間の正式サポートに加え、さらに2年の延長期間があります。
オフィス2019全体では2025年まではサポートされることが表明されています。
従来のものよりも若干長めとなります。
オフィス365とオフィス2019買うならどちら?
オフィス365は毎月支払って契約するかたちでワードやエクセルを使います。
オフィス2019は買い切り型なので、一度購入すると費用はあとは発生しません。
通常のオフィスの大型更新期間は3年程度です。
オフィス365で3年利用した場合でも3万いくらです。
次回オフィス2022が出たらまた買いなおすと仮定した場合、どちらも値段的にはそんなに変わらないと思います。
また、ワードやエクセル内で使える機能はほぼ一緒です。結局、価格や機能に大きな差はありません。
「会社の経理の都合で月額ではなく買い切り型のほうが経費が出やすい」などの場合、オフィス2019のほうを購入するということでいいのではないかと思います。
オフィス365の契約がクレジットカード利用とるのでオフィス2019のほうがいいという人もいることでしょう。
うちではオフィス365を1年パックのようなかたちでアマゾンで購入しています。クレカがないと利用できない...ということでもないと思います。
【オフィス365】期限が切れるとどうなる?期限切れ後またアマゾンで買える? - 困ったー
評判は?
月額制オフィス365の利用用件が緩和(インストール無制限など)される一方、オフィス2019はオフィス2016のときほどスムーズに提供されていません。
すでにオフィス365ではオフィス2019提供機能が利用可能となっていますし、マイクロソフトとしても売り切り型のオフィス(オフィス2016、オフィス2019など)から月額制のオフィス(オフィス365)のほうを主力と考えているのかもしれません。
ユーザレビューでは、「インストールに失敗した」「インストールしたらコンタクリストが消失した」など、MS製品にはつきもののインストールトラブルはあるようです。
機能面では2016から大きく変わったというわけではないので、内容的な評価はあまり聞こえてきません。
オフィス365ユーザは使える?
オフィス2019の新機能はオフィス365ユーザはすでに利用できるようになっています。
例えばワード2019で利用可能となる3Dオブジェクトの挿入機能が、ワードでは対応していました。
100%完全に同じ製品とは言い切れませんが、ほぼ2019の機能はオフィス365を利用していれば使えるのではと思います。
ちなみにうちのOSはウィンドウズ8です。オフィス2019はウィンドウズ10対応のみといわれてますが、ひょっとするとウィン8でも大丈夫なのかもしれません。
さすがにうちはもう365で支払ってるので新規に2019を買って試すというのもなかなかできませんので、もし2019を買ってウィン8でもインストールできた!という方がいたらコメントでも教えていただけると助かります。
主な新機能は?
強化された描画(インク)機能
【オフィス365】ワードやエクセル、パワポの描画・インク機能の使い方 - 困ったー
3Dモデル機能
【オフィス2019】3Dモデルのまとめ 使い方は?自分のファイルを追加するには? - 困ったー
アイコン機能
【オフィス2019】アイコンのまとめ 使い方は?自分のファイルを追加するには? - 困ったー
インテリジェンスサービス
【オフィス365】LinkedIn機能とは?インテリジェンスサービスとは? - 困ったー
オフィス2019の不具合
ワンノートがない?
オフィス2016まではワンノートはオフィスに含まれていました。
しかし2019からは含まれません。
どうやらワンノートは通常の無料ウィンドウズアプリとして提供されるようです。
以下サイトよりダウンロードできます。
https://www.onenote.com/download?omkt=ja-JP
エクセルでは新しい関数が追加されたり、グラフも増えます。
地図を使ったグラフ表現にも対応。
インク機能にも改善点が多くあります。
インストールできない?
オフィス2019では、対応OSとして記されているのはウィンドウズ10のみです。
それより前のOSにインストール可能かどうかは現段階でさだかではありません。ただし動いたとしてもサポート対象外にはなります。
オフィス2019のミニマムスペックは以下となります。
- CPU:1.6GHz以上, 2-core
- メモリ:4GB
- HD:4GB
- ディスプレイ:1280 x 768以上
- OS:ウィンドウズ10、サーバー2019
Macで認証できない?
サポート記事によれば、マック版のオフィス2011とマック版のオフィス2019は併用できるようですが、マック版のオフィス2016とマック版のオフィス2019は併用できないとの記述があります。
もしオフィス2016版がインストールされている状態であれば、アンインストールしてみましょう。
参考:office for mac 2011 と一緒に office 2019 または 2016 for mac を使用できますか? - Office サポート
アカウントエラー?
サインイン時に「アカウント エラー。アカウントに問題があります。修正するには、問題を解消するために、もう一度サインインしてください。」というメッセージが出る場合があります。
まずはアカウントページに問題なくアクセス可能であることを確認します。
https://account.microsoft.com/?lang=ja-JP&refd=account.live.com&refp=landing
セキュリティ情報の更新から、情報が最新であることを確認しておくとよいでしょう。
https://account.microsoft.com/security?fref=home.card.security
アカウントが大丈夫であれば、もう一度オフィスからサインアウトし、再度サインインを試してみましょう。
開かない?
「設定>アプリと機能」で「オフィス」を選択し、変更を実行。
すると「クィック修復」や「オンライン修復」が実行できます。
先に「クィック修復」を実行し、それでも治らない場合に時間のかかる「オンライン修復」を試してみるとよいでしょう。