uTorrentは、世界的によく使われているファイル転送サービスです。「uTorrent Web」では、uTorrentがブラウザから操作できるようになっています。
はたしてuTorrent Webは安全でしょうか?また危険があるとすればどこにあるのでしょうか。
uTorrent Webとは?
P2P型のファイル転送サービスです。
普通のファイルサービスは、サーバからクライアントが直にダウンロードします。この場合、サーバがアクセス過多などで障害がおきればもうダウンロードできません。
これに対しP2Pとは、利用者のパソコンをファイル送信のときに経由しながら配信されます。サーバ型のように特定のサーバが動かないともうダウンロードできないということはありません。その代り各自のパソコンやネットトラフィックはファイル送信用に一部使われる可能性があるわけです(だからといって勝手に乗っ取られたりということではありません)
uTorrentは、P2P形式で莫大な数のファイルを入手することができます。現在はウェブブラウザからも利用可能となりました。
uTorrent Webを利用するには?
インストール
サイトよりまずはダウンロードしましょう。
次にインストーラを起動して、インストール作業を行います。
インストールが終わると設定画面がウェブブラウザで開きます。
これはインストールしたソフトの制御を行うため「http://」のような外部サイトへアクセスするものではありません。
ただしインストール時にはアドウェア対策等の文言があり、アドウェア対策ソフトが入れられるようです。
そのためか、uTorrentをいれたあとにエラーが連発しました。
よくみるとLavasoftのWebCompanionというソフトが入っていました。
ネットを見てみると、アンインストールがうまくいかないケースもあるようで、専用ソフトを利用して「強制削除」を実行しました。
「GeekUninstaller」アプリケーションのアンインストールを支援するソフト - 窓の杜
使い方
インストール後はクローム用機能拡張もインストールします。
操作はブラウザから行います。ファイルを探す場合は普通に検索して入手します。https://utweb.trontv.com/gui/index.html
自分でファイルをアップする場合には「トレントを追加する」をクリック。
あとはファイルをドラッグしてアップします。
ファイルはトレントという拡張子のものをアップします。
設定からは、ファイルのダウンロード・アップロード速度を指定することができます。
uTorrent Webを使うための注意点は?
uTorrentは世界的に多くのユーザに利用されています。uTorrent自体は危険ではないとは思います。
が注意点もあるので事前に把握しておきましょう。
アドウェア混入?
今回はそもそもインストール段階でアドウェア対策ソフトを自動インストールさせられたようです。
もう一度インストーラを起動して確認してみると、途中で「Adaware Web Companion」のオプションというところがあり、「Accept」すると同意したとみなされます。「Decline」で断ればOKです。
これはどのソフトも比較的やっていることで違法ではありません。ただし日本人からすると英語ですし、ソフト自体の利用規約の「Accept」をする次の画面で出てきますのでついついよくみずに「Accept」を押しやすくなっています。注意しましょう。
違法インストーラ
注意点としては、インストーラでも記載がありますが、uTorrent配布サイトによっては勝手に有料にしたり、あるいはマルウェア付きで配布するような悪質なところがあるとのことです。
かならず公式サイトからダウンロードしましょう。
問題は各ファイル
uTorrentが問題視される理由の一つは、多数のファイルのなかにマルウェアなども混在していることにあります。
これについては自己責任となりますので、各自セキュリティソフト等で個別に対策をこうじる必要があります。
Torrentの使い方については以下参照ください。