「torrent」は、P2P型のファイル共有で利用される形式です。
ウィンドウズ10は、拡張子「torrent」というファイルのダウンロードには対応していないため、専用のダウンロードソフトを利用する必要があります。
torrentとは?
torrentは、英語で「急流」を意味する単語です。インターネット的には、BitTorrentからデータを取得するためのファイルフォーマットといえます。
データを配布する場合、通常はサーバへ置きます。そこへブラウザやFTPソフトでアクセスしてダウンロードします。
この場合、アクセスが集中するとサーバが重くなったりします。サーバ自体がダウンしてしまうとデータはもう入手できなくなります。
これに対し、torrentファイルの場合は、データ転送にP2P形式を採用しています。各自のPCがデータ配布の拠点として利用されます。分散型のシステムなので、「サーバが落ちるとデータのダウンロードができない」といったことはありません。
安全?
torrent自体はP2Pを使ったファイルの送信システムでしかありません。ただ、torrent経由で違法ソフトの配布がされることも多々あります。
利用する場合には、正しいデータであることを確認してからダウンロードし、きちんとしたアンチウィルスソフトなどでチェックされることをお勧めします。
torrentダウンロードソフト、おすすめは?
利用者の多さなどを考慮すると、以下のソフトあたりが定番とし手お勧めできると思います。
uTorrent
人気ダウンロードソフトの1つです。
メモリー使用量が非常に少ないことや、シンプルな操作性などで評価が高いです。
一方でインストール時に不要ソフトが入る場合があったり、一部英語だったりします。
BitComet
日本語対応しており、日本語QAが充実している点などで使いやすい環境にあるTorrentソフトです。
ただしソフトの動作は若干重いかもしれません。
qBittorrent
オープンソースで作られているTorrent対応ソフト。
何より動作が軽快なうえ、広告もないのがいいです。日本語にも対応。