クリエイターの教科書

ChatGPT, Stable Diffusion, Visual Studio, Excelなど教科書

【Power Appsの教科書】チャットボットを作るには?

チャットボットとは会話形式で質疑応答ができるというもの。Power Appsではチャットボットの作成にも対応しています。

チャットボットを作るには?

RIOT BOT

 

 Power Appsではチャットボットの作成もできます。

 

チャットボットとはチャットアプリで会話をしている感覚で、質疑応答してくれるプロうグラムです。

 

ボットを作成する

Power Appsへログイン。

左のバーから「チャットボット>作成」を選びます。

「+新しいチャットボット」を実行します。

f:id:apicode:20210409154728p:plain

 

次に場所を選んで「無料試用版を開始」します。

f:id:apicode:20210409154858p:plain

 

では名前や言語を付けて作成しましょう。

f:id:apicode:20210409154912p:plain

 

名前は任意で、言語は通常は日本語でしょうからJapaneseを選択。

f:id:apicode:20210409155017p:plain

 

これでしばらく待ちましょう。

f:id:apicode:20210409155049p:plain

 

ボット画面の表示・非表示

ボットのひな型ができた段階ですが、すでにある程度のあいさつなどはプリセットされています。チャット画面で文字を打って動作確認をすることができます。

f:id:apicode:20210409221820p:plain

 

特定のトピックがまだない状態ですので、専門のワードには反応しません。

f:id:apicode:20210409155752p:plain

 

ノートなどでは画面が狭い場合、ボット画面は「x」ボタンで閉じましょう。

f:id:apicode:20210409222025p:plain

 

閉じた後、左下の「ボットのテスト」ですぐ呼び出せます。

f:id:apicode:20210409224935p:plain

 

 

トピックの家訓

シンプルなトピック

まずはトピックのシナリオの作り方を確認しましょう。

トピックで「挨拶」があるので選択。

f:id:apicode:20210409222210p:plain

 

すると名前が「挨拶」、トリガーフレーズが「こんにちは」「おはよう」などが登録されています。

右側の「キャンバスの作成に移動」を押してみると、...

f:id:apicode:20210409222244p:plain

 

以下のようなフローチャートが作られていることが確認できます。

トリガーフレーズが確認できた場合、こちらがメッセージを返していることがわかります。

f:id:apicode:20210409222406p:plain

保存してあればブラウザの戻るボタンで戻りましょう。

 

分岐するトピック

今度は、選択肢を提示してそれに応じた処理に分岐する例をチェックしましょう。

トピックで「レッスン2」を選択。「キャンバスの作成に移動」を実行します。

f:id:apicode:20210409222608p:plain

 

すると質問に対して「東京」「京都」「大阪」といったオプションを提示。それに応じた処理をしていることがわかります。

f:id:apicode:20210409222713p:plain

 

ボットで動作を確認すると「近くの店舗」というフレーズが出た場合、「東京」「京都」「大阪」という選択肢が提示されていることがわかります。

f:id:apicode:20210409222915p:plain


変数の処理

注文を受けたりするようなチャットボットの場合、人数や価格などの複数の条件を受け取りながら処理を行う必要があります。

そのようなトピックのサンプルが「レッスン3」にあります。

f:id:apicode:20210409223023p:plain

 

こちらは「商品を購入する」などのフレーズに対応するトピックです。

f:id:apicode:20210409223209p:plain

 

質問内容は変数に保存されるので、シナリオの次の個所は変数名を指定して利用します。

f:id:apicode:20210409223408p:plain

 

全体としてはこのようにフローチャートもどんどん複雑化していきます。

f:id:apicode:20210409223255p:plain

 

トピックを作成する

新しいトピック

では自分でトピックを作ってみましょう。

「トピック」で「新しいトピック」を選択。

f:id:apicode:20210409223622p:plain

 

名前「テスト」トリガーフレーズ「Power Apps」としてキャンバスへ移動。

f:id:apicode:20210409223621p:plain

 

トリガーフレーズが出た場合のメッセージを自分で書き込みます。

f:id:apicode:20210409223827p:plain

 

下にある+ボタンでさらにメッセージを追加できます。

f:id:apicode:20210409223846p:plain

 

今度は質問にします。

f:id:apicode:20210409223944p:plain

 

ユーザーのオプションというところに、選択肢を追加します。

すると、その選択肢に応じた分岐が自動的に生成されます。

f:id:apicode:20210409224054p:plain

その1つ1つにまた処理を追加していって完成させましょう。

 

終わったら保存をお忘れなく。

f:id:apicode:20210409224529p:plain

 

動作確認

隠している場合は左下の「ボットを表示」でボット画面を出します。

実際に指定したトリガーフレーズがチャットで言われたら、以下のようにメッセージやオプションを提示していることを確認してみましょう。

f:id:apicode:20210409224416p:plain

 

再編集

作ったボットは、PowerAppsで「チャットボット>リスト」から選んで再編集することができます。 

f:id:apicode:20210409221535p:plain

 

 

 

PowerAppsの使い方はこちら。

www.kyoukasho.net

このブログは、ネットや書籍上の情報、個人の体験や感想を中心にまとめたものです。 正確性を期していはいますが、間違い・誤訳等あるかもしれません。 当サイトの情報によって生じたいかなる損失について一切の責任を負わないものとします. あらかじめご了承ください。

プライバシーポリシー |〇利用規約 |〇問い合わせ