CGがぐりぐり動くゲームをプレイするのであれば、いいグラフィックボードは必需品といえるでしょう。
ここでは、ウィンドウズ10でグラフィックボードの稼働状況をチェックするやり方を紹介します。
GPUとは?グラフィックボードとは?
GPUはグラフィック・プロセス・ユニット(Graphics Processing Unit)とのことです。画面処理を専門に行う回路となります。
GPUやGPU用のファンを搭載したボードが、グラフィックボードとなります。
代表的なのはエヌビディア(nVidia)で、エヌビディアGeForceシリーズはハイクォリティなビジュアルのゲームをプレイする際には欠かせないグラボといえるでしょう。
GPUの稼働状況・温度を調べるには?
ウィンドウズの場合、専用ソフトを入れなくてもタスクマネージャーからGPUの稼働状況を確認することができます。
ただしオーバーレイさせて常時確認するなら、専用ソフトを利用したほうが簡単です。
タスクマネージャーから確認する
ウィンドウズ10標準のタスクマネージャーではGPUの稼働をチェックすることもできます。
3Dの表示やビデオの処理(Video Decoding, Video Processing)の稼働率が表示されます。
またGPUにもメモリが搭載されており、そのメモリの使用量も確認できます。GPUのメモリはテクスチャデータの読み込みなどでも利用されます。
タスクマネージャー上ではGPUの温度表示はありません。
GPUによっては温度表示もタスクマネージャーから確認できます。
うちのエヌビディア君は34度となっています。
「CAM」から確認する
CAMというフリーソフトを利用すると、ゲーム画面上にCPUの稼働状況の情報をオーバーレイで表示させることができます。
以下よりダウンロードします。
起動後はログインする必要があります。
ただし「ゲストモードで続行」を押すと、スキップできます。
こちらがメイン画面。すっきりして非常にみやすいです。
CPUやGPUの温度もすぐわかります。
こちらが設定画面。
初期値ではPCの起動時に起動するようになっているので不要ならチェックをはずします。
ゲームにオーバーレイをする場合、設定>オーバーレイでチェックを入れておきます。
試しにフォートナイトを起動すると、このようにオーバーレイ表示されます。
GPU稼働率は48%となっていました。
ゲームのレンダリングが遅くて、ラグがひどい!....というような場合は、このソフトでGPUの稼働状況をチェックしてみましょう。
フル稼働でも画面がラグるという場合は、PCやGPUの買い替えを検討したほうがいいかもしれません。