オフィス365でエクセルやワード、アウトルックを使っているとオプションでLinkedIn機能やインテリジェンスサービスという項目があります
聴き慣れない用語という方もいると思いますが、どんなものなのでしょうか。チェックしておくべきでしょうか。それともオフにすべきでしょうか。
LinkedIn機能とは?
エクセル、ワード、アウトルックでは「ファイル>オプション>基本設定」の下のほうに「LinkedIn機能」というのがあります。
「OfficeのLinkedIn機能を使用して、専門家のネットワークとつながり、業界の最新情報を手に入れましょう」とあり、「自分のofficeアプリケーションのLinkedIn機能を有効にします」というチェックがあります。
実際の活用例としては、ワードの履歴アシスタントやアウトルックコム、シェアポイントオンライン、ワンドライブフォービジネスなどでのプロフィールカードでリンクトインの情報が連動するようです。
参考:
About LinkedIn information and features in Microsoft apps and services - Office Support
なぜこのような機能があるかの1つの理由は、リンクトインをマイクロソフトは買収しており、なるべく連動させたいという意図があるのかもしれません。
オフにしてもいい?
残念ながらリンクトインは日本ではあまり使われていません。
外資系企業とかでなければ、この機能はオフにしていてもあまり問題はないようには思います。
オフにするには?
上記の「ファイル>オプション>基本設定」で「自分のofficeアプリケーションのLinkedIn機能を有効にします」というチェックボックスをオフにします。
ワードやエクセル、アウトルックなどで共通してこの設定がありますが、1つのアプリでオフにすれば他のアプリでも自動でオフになります。
1つオフにした後、他のアプリを再起動して確認したらオフになっていました。
インテリジェンスサービスとは?
エクセル、パワポ、ワードなどでオプションを見てみると、オフィスインテリジェントサービスという欄があり、有効にするかどうか設定できるようになっています。
説明ページをみてみると、エクセルの「アイデア」機能、パワーポイントの「デザイナー」機能、ワードやエクセル等共通で文書入力の改善、などがインテリジェンスサービスの対象となっているようです。
いずれも個別のデータをクラウドで蓄積・分析するようなタイプのサービスです。
参考:Make Office Work More Intelligently for You - Office Support
オフにしてもいい?
おそらくこのサービスはメリットが直感的にわかりやすいものではないので、オンにしてもオフにしてもユーザ側からすると差を感じないような気もします。
エクセルが遅くて少しでもパフォーマンスを改善したい場合にはオフにしておくといいように思います。