PAD-Power Automate Desktopでは、ループを使った処理も可能です。
ループの使い方
ループは繰り返しの作業です。同じ作業を何回かさせる場合に使います。
まず「ループ」で「Loop」をフローに追加します。
「0から2になるまで1つづつ増やす」場合以下のように指定します。
これで保存すると、以下のようにLoopと終わりの2つのバーが作られます。
バーの合間に入るようにフローを追加すると、そこが何度も実行されるわけです。
わかりやすいように「メッセージボックス>メッセージを表示」をフローに追加します。
保存して、メッセージを表示がLoopではさまれ位置にあることを確認の上実行しましょ。
プログラム内のカウンターが0,1,2と3回ループしますので、以下のダイアログが3回連続で表示されればオッケーです。
ループの応用
ループと遅延を組み合わせる
特定のウェブサイトへアクセスしてデータをスクレイプする場合、ループで行うとサーバへの負荷が相当になってしまいます。
ループ中に一定時間は待機させるには「遅延」のアクションを使います。
「遅延>Wait」をフローに追加。後は待機する秒数を指定します。
フローはこのようになります。
このフローは特に何かを処理するということはありませんが、実行するとWaitのところで5秒間ほど処理が止まっているのが確認できると思います。