プログラミングでは特定の条件の分岐にSwitch文を使います。これによっていろんな条件の場合の記述が簡単になります。PAD-Power Automate DesktopでもSwitchが利用できます。
Switch文とは?
Switchはプログラムをやっている方ならわかる条件分岐の書き方です。
同じようにIF文も条件分岐はあるのですが、いろんなケースで分岐させるにはSwitchのほうが書きやすいです。
IF文の場合
if(a==1){}
else if(a==2){}
else if(a==3){}
Switchの場合
switch(a)
case 1:
case 2:
case 3:
Switch文の使い方は?
Switchを入れる
アクションの「条件>Switch」を入れます。
下記は変数「NewVar」のあたりで分岐する場合の書き方です。
すると「Switch」「End」とつながりのブロックができるので、その合間に条件を追加していきます。
Caseを入れる
アクションの「条件>Case」を入れます。
以下はSwitchのブロックで指定した「NewVar」という変数が2と等しい場合という条件です。
Caseは複数入れることができます。
逆に条件が1つぐらいであればIF文で処理したほうが楽だと思います。
Default Case
Caseで指定した条件に合致しない場合の処理をひとまとめに請け負うのが「Default Case」です。
アクションの「条件>Default case」を入れます。ただしSwitch文内で、ほかのCaseブロックの後ろに入れましょう。前に置こうとするとエラーになります。
Power Automate Desktopの導入方法や基本的な使い方については以下参照ください。