PADPower Automate Desktopは非常にパワフルですが、掛け算などの数式用のアクションは用意されていません。
果たして数式を使いたい場合はどう対処すればよいのでしょうか。
Power Automate Desktop】掛け算・割り算など数式を実行したい場合は?
PADPower Automate Desktopは便利です。
ただ変数の足し算はあるのですが、掛け算などの数式用のアクションは用意されていません。
で、やり方を調べてみると「%1+1%」のように「%」ではさまれた部分を数式として解釈してくれるようです。
実際に足し算「%1+1%」をしてみると
1+1で2となっていました。
使える数式
掛け算
掛け算「1x2」である「%1*2%」を入れると
2でした。
割り算
割り算「2000割4」である「%2000/4%」を入れると
500となりました。
ちなみに割り切れない「1割3」である「%1/3%」を入れると
0.333333...でした。
剰余算
通常プログラミングではあまりを計算するときに「%」を使います。
例えば「4を3で割るとあまりが1」は「4%3=1」となります。
ただPADでは%を特別な記号として使っているので、剰余算「%4%3%」を使うとエラーとなりました。
対策は現在調査中です。
かっこ
かっこの入った数式「(1+2)*3」である「%(1+2)*3%」を入れると
無事9となりました。
条件式
「ある値が特定の数値と等しいか」という判定もできます。
「変数NewVarは2なの?」である「%NewVar = 2%」を入れると
NewVarには2をいれてあったとして、Trueが返ってきます。
参考:
Variable manipulation and the % notation - Power Automate | Microsoft Docs
Power Automate Desktopの導入方法や基本的な使い方については以下参照ください。