グーグルのアクセス解析といえばグーグルアナリティクスですが、マイクロソフトではクラリティ(Clarity)を提供しています。
Clarityでは、AI機能であるCopilotを提供予定となっています。これからは指標を見るのではなく質問して聞くじだいになるかもしれません。
【Clarity、グーグルアナリティクス】Copilotを使うには?
Clarityはマイクロソフトの提供している無料のアクセス解析ソフトです。
グーグルアナリティクスほど多機能ではありませんが、ヒートマップ機能や録画機能(カーソルの動きを再現)といった重宝する機能があります。
使い方はこちら。
Copilotとは?
ClarityではCopilot機能を提供します。
CopilotはマイクロソフトのAI機能の名称で、大規模言語モデル(LLM)による生成AIを活用した機能がClarityでも使えるようになります。
主な機能としては
Clarity Chat:自然に質問して回答を得ます。例えば「このサイトのパフォーマンスを教えて」など。
録画機能:録画機能は便利ですがいちいち確認するのは大変。Copilotを使えば主要なセッションのテイクアウェイを自然言語で生成可能になるそうです。
GAとの連携:Google Analyticsプロジェクトのデータと連携できます。Clarityからは自然言語で照会し、シンプルで簡潔なサマリーで結果を返すことができます
GAはかなり使いずらいので(個人の感想です)、自然に質問して返答をもらえるのであればかなり便利になりそうです。
利用するには?
まずサイトにClarityのタグを設置します。
またGAアカウントとの連携を済ませます。
最後に使いたい内容を入れて送信します。
Copilot in Microsoft Clarity - Understand your customers | Microsoft Clarity Blog
残念ながら現時点ではすぐ利用できません。ただ登録しておけば、利用可能時に通知が来ます。