エクセルに金銭管理のためのマネー機能が搭載されます。エクセルといえばビジネス法人向けといった感もしないでもないですが、このような機能があると個人でも利用しやすいように思います。
エクセル・マネーとは?
マイクロソフトは「オフィス365」を「マイクロソフト365」という名称にブランディングしなおします。
ビジネス向けだけでなく家庭向けにワードやエクセル、Teamsを提供していくことが発表され、「オフィス=法人向け」というサービスイメージを変更することが目的となっています。
エクセルでは「マネーインエクセル(Money in Excel)」という機能が登場します。これは個人向け金銭管理機能であり、まさに家庭やパーソナルユースを考えた新機能といえるでしょう。
「マネーインエクセル」では、クレジットカードや銀行アカウントと自動的に連動するため、データ入力といった煩雑さを解消してくれます。
出典:新たに提供予定の Microsoft 365 Personal について - News Center Japan
エクセルは分析に便利ですから、カテゴリ分けしたりして支出や出費を自分でビジュアルに把握し管理しやすくなります。
定期的な支払いの金額の変化や、当座借越額の警告といったアラート機能もあります。
利用するには?
この機能はまずアメリカで数か月以内に実装されるとのことです。
ただしマイクロソフト365ユーザが対象。となるとエクセル2019は外れるかもしれません。
国内での対応等またわかり次第更新したいと思います。
(更新 2020/6/16)
日本でも利用できるようです。
まずは以下よりテンプレートをダウンロードします。
https://templates.office.com/en-us/money-in-excel-tm77948210
アドインが提供されているので「信頼」して追加しましょう。
するとリボンのところにMoney in Excelが登場します。
「Money in Excel」を押してセットアップを始めましょう。
Money in ExcelではPlaidというサービスを使って銀行のアカウントと連動させます。
Plaidではシティ、チェース、バンカメ、ウェルスファーゴのアカウントと連動できます。
いずれもUS用で、三井住友とか三菱とかはまだ対応してないようです。ということで今回はここまで。今後日本版の対応が期待されるところです。