Windows 11では、DirectX12のサポートが必須とされています。ゲーム機能が強化されます。
Windows 11ゲーム機能のまとめ
ウィンドウズ11ではDirectX12対応が必須とされています。
ゲーム関連では以下のようなアップデート内容となります。
DirectX 12 Ultimate
DirectXシリーズもバージョンは12となりアルティメイトとなります。
わかりやすいのはレイトレーシング対応によるよりきれいなビジュアルとなるでしょう。
この機能を生かすにはゲームやGPUも対応する必要があります。
DirectStorage
NVMe SSDを搭載することで、さらに高速なロード時間を提供します。
GPUへダイレクトにデータを送るため、CPUのパフォーマンス負荷を下げる効果が期待されます。
Auto HDR
DirectX11ベースの作品であっても、自動的に HDR (High Dynamic Range) を適用します。
これは機械学習を活用したシステムだそうで、ダイナミックレンジを適切に復元することで実現されます。
アンドロイドソフト
アンドロイドアプリをインテルの技術を活用して、ウィンドウズアプリのように利用できます。
これにより、PCでできるゲームの数がさらに増えることになります。TikTokのようなエンターテイメント系applicationも利用できます。
ただし、大人の事情で?アマゾンのアプリストア経由の作品が対象となるため、ポケモンGO、どう森など多くの人気ゲームは未対応になるものと思われます。
ウィンドウズ11とDirectX12
動作要件は?
ウィンドウズ11対応機種では、GPU(グラフィックスカード)はDirectX 12対応が条件となっています。
デバイスドライバーは「WDDM(Windows Device Driver Model) 2.0」以上に準拠しないといけません。
また、ディスプレイは720p(HD:1280×720ピクセル)以上、8bit(256色)以上表示が必要です。
チェックするには?
バージョンを調べる
DirectXのバージョンを調べるには、互換性診断ツールを使います。
「dxdiag」を指定して実行します。
すると診断ツールが起動し、バージョンがわかるようになっています。
12となっていればひとまず安心です。
ウィンドウズ11対応か調べる
「WhyNotWin11」というツールでも確認できます。
GitHubで「WhyNotWin11.exe」をダウンロードして使います。
試したところ、うちの古いパソコンでは、インテルHDグラフィックスが入っていてDirectX12やWDDM2には対応していないことがわかりました。
ウィンドウズ11のインストール関連情報については以下にまとめてあります。