エクセルはマック版もリリースされています。
マックだとオフィスがないから...と気になる人でも、オフィス365では複数台にインストールできます。うちでもPC以外にマックへインストールして無事使えています。
オフィス2019の新機能もすでに利用できます。
マック版エクセルとは
エクセルのマック版が利用できます。
オフィス365なら、エクセル2019対応機能も利用可能です。
マック版エクセルの使い方
起動すると、こんな感じ。
テンプレートから選んで開始しましょう。
ホーム
エクセルでは、数値データを入れ、関数で合計を算出したりして利用します。
ホーム画面では、セルのフォントや配置、数値、書式を変更できます。
挿入
セル以外の表や図、グラフなどを挿入できます。
これらはセル位置とは無関係で配置できます。
描画
ペンツールで線を自由に引けます。
タブレットから添削する、なんて使い方に向いています。
ページレイアウト
ドキュメントのサイズや余白を指定します。
印刷前提の文書であれば、先にページレイアウトを設定してからさぎょうしましょう。
数式
エクセルはなんといっても関数や数式をセット。数値を変更しても自動で再計算してくれるのが便利です。
「数式」タブでは関数を探したり、エラーを調べることができます。
データ
データのインポートを行います。
いろんな形式の外部ファイルやデータベースとリンクするには、こちらから作業を行います。
校閲
スペルチェック、翻訳、コメント機能を利用します。
シートやブックの保護もこちらから行います。
表示
改ページのプレビューやズームの管理をします。
ここになぜか?マクロの表示や記録といったメニューもあります。
開発
VisualBasicによるマクロ機能の利用を行えます。
また、エクセルにはチェックボックスやボタンなどをつけて、簡単な入力インタフェースを付けることができます。
ファイル
マック版にはウィンドウズ版のようは「ファイル」というタブはありません。
そのため、上のメニューバーにあるアイコンやプルダウンから保存などの機能を利用します。
設定
メニューからその他の設定でリボンの設定画面が開きます。
「すべて表示」で環境設定一覧が出てきます。
全般
初期状態のフォント設定などがあります。
表示
ブックに表示する項目をオンオフできます。
ノートPCなどで画面サイズが少ない場合、不要な要素は非表示にしておくと便利です。
編集
セル内で編集が可能かどうか、入力後にリターンキーで確定後移動するセルの方向などを設定できます。
オートコレクト
文頭を大文字にするか、2文字目を小文字にするか、など英文を自動で修正する機能を指定します。
個人的には勝手に修正が入るのが好きではないので、オフにすることが多いです。
グラフ
グラフに関する設定です。いずれもロールオーバー時の表示についての指定となります。
計算
計算についての設定です。
「マルチスレッド計算を行う」と、数式を多数入れている場合の処理速度向上が期待できます。
エラーチェック
バックグラウンドでエラーをチェックするか、エラー時に表示する項目はどれか、などを設定します。
ユーザー設定リスト
曜日や月のデータをカスタマイズできます。
オートコンプリート
オートコンプリートのオン・オフができます。
もしこのせいで入力間違えが逆に増えるという方ならオフにしてもよいでしょう。
テーブルとフィルター
テーブルやフィルターについての設定です。
保存
自動保存するかどうか、バックアップの頻度などを指定します。
互換性
ファイルの保存形式を指定します。
セキュリティ
マクロのオン・オフを設定できます。
プライバシー
インテリジェントサービスや品質向上への参加をオン・オフできます。
チェックされると、エクセル上での操作情報がクラウドにおくられます。
マック版エクセルの疑問点・不具合
マックにエクセルはついている?
マックでは基本的にはオフィス製品が最初からついてはいません。
別途購入する必要があります。
ただしオフィス365soloなら年間1万数千円程度でワード、エクセル、パワポ、アウトルックのマック版が最新状態で利用可能です。
PCとマック両方にインストールすることもできます。
【オフィス365】ワードやエクセルを導入すると月額いくら?オフィス365とパッケージ版どちらが得? - 困ったー
動作が重い?
うちの古いマックでも、作業時に重さは感じません。
ひょっとするとデータ量などにも影響されるかもしれません.。
3万円で中古マックを購入! エクセルやマイクラは動く?アプリは開発できる? - 困ったー
たぶんですがマックにウィンドウズを入れてそのうえでエクセルを動かしているのであれば、マック版エクセルで作業するほうが早いとは思います。
オブジェクトの選択ができない?
複数オブジェクト選択のアドインが開発されています。
Excel for Mac でオブジェクトの選択の代替機能を作成 (フェンリル | デベロッパーズブログ)